ISPSのアンバサダーを務めている丸山大輔(51)が、昨年のリベンジを狙う。
「お世話になっていますので、大会を盛り上げるために頑張りたい」と言った後、自ら「去年、悔しい負け方をした。コースも違うし、あまり調子が良くないので大きなことはいえないが、優勝を狙うつもりで行きたい」と話した。
昨年は最終組で篠崎紀夫、マークセンと回り、前半でリードを奪ったが、後半失速し、篠崎の逆転を許した。「勝っていたら今の苦労はないかもしれなかった」という。
クラブ契約がフリーになり「いろいろなメーカーのクラブを試したかった」と、ドライバーをいろいろ試してきたが、それぞれに癖もあり「ティーショットが曲がるようになってしまった。僕はティーショットが曲らないんですけど、曲がる癖がついてしまって、それが恐怖心になって、思い切り振れなくなった」というのが、今季思い通りに行っていない要因になった。いまは元の契約のメーカーに戻して「スイングを取り戻しつつある」という。
現在賞金ランク33位。上位30人の賞金シード権へギリギリの争いになっている。「まずいっすね」と苦笑いし「ここはちょっと、何とかしたい。出来れば今週中に何とかしたい」と、もちろん気にしている数字ではある。「このコースはまっすぐ行けば自然といいスコアになると思います」と、カギはやはりドライバーの出来になる。