18日の火曜日に行われた「主催者選考会」を3アンダーでトップ通過を果たした鹿志村光一(53)がウキウキしている。
「調子はいいんだか、悪いんだか、分からないんですけど、風が強かったので低い球を打つように努力しての3アンダーでした」と笑う。
昨年12月のQT1次予選会で失敗して、今季のツアー出場権を得られなかった。「そもそもが、アプローチが壊れたことなんです。シニアに入る前からなんですけど、ショットのいい時はグリーンに乗るからいいんですけど、乗らなくなるとだめ」という。今季大会の予選をクリアし初試合となったのは、日本シニアオープン。しかし「軽く予選落ちでした」という。
試合のない時は所属先のインドア練習場で週3回のレッスンとラウンドレッスンなどをしてきた。その合間にアプローチについては、動画を取ったり、人からその時の自分の状態を聞いたりして「自分では自分のことが分からないんで、言われたことをひたすら練習してきた」という。
19日に行った練習ラウンドでは塚田好宣、篠崎紀夫と回って「うまくなってきたじゃないって言われました。でも本番じゃないんで…」というが、少し自信を回復する材料になっている。
大会の目標は?「ベスト10にはいること。一番は優勝、ですけど、そうはうまくいかないでしょう」と笑い「12月にQT1次予選会が控えているんで、個々でちゃんと勉強したい。距離は短いけど、飛ばすだけではだめで、勉強になるコースなんで」と本音ものぞく。「いやあ、楽しみなんです」と、試合ができる喜びの方が大きいようだった。
◇主催者選考会◇レギュラーの部通過者(5名)
1 鹿志村 光一 K’s GOLF LOUNGE -3
2T 福永 和宏 フリー -1
3 三木 由人 フリー -1
4T 髙橋 朋載 桜十字 ±0
5 加藤 優 川口グリーンG ±0