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シニアツアー

〔トラストグループ杯佐世保シニアOP/1R〕首位1打差4位につけた岩崎幸司はシード獲得のため少しでも上を目指す

2022年10月15日

 今年のシニア最終予選会ではトップ通過を果たし、今季はシニアツアー全試合に出場している岩崎幸司(51)が、6バーディー・ノーボギーの会心ゴルフで66をマークし首位1打差4位につけた。

 10番スタートホールではグリーン左上8メートルのパッティングが入りバーディーが先攻。12番、17番とショットがピンに絡みバーディーを奪取。前半33をマークすると、後半は4番ホールから3連続バーディーと流れを切らさずスコアメイクができた。

 シニアツアー後半戦に入ってから、岩崎はようやくツアーの雰囲気に慣れてきたという。「だって僕らがレギュラーツアーで活躍していた選手がたくさんいるんですよ。最初は雰囲気にのまれました」と笑う。8月のマルハン太平洋シニアの最終ラウンドで66を出し、6位フィニッシュができたことは自信になったが、その後は距離のあるトーナメントが続き、力んでしまった結果、成績につなげられなかった。今回は岩崎の飛距離にあった好きなタイプのコースということもあり、ゴルフのマネジメントが上手くいきそうだという予感がしているという。

 現在賞金ランキングは41位と、岩崎はシード権圏外にいることを自覚している。「この大会でなんとかギリギリのところにつけられて、徐々に(シード圏内)30位に近づけて・・・最終戦のいわさき白露では、緊張感を持って試合に挑めるようにしたい」。岩崎にとって、賞金ランキングをあげる絶好の機会がやってきた。