第2ラウンドが行われた9月9日に67歳の誕生日を迎えた倉本昌弘が、最終ラウンドで1イーグル6バーディー、ボギーフリーで回り、スコアを8つ伸ばして64をマーク。自身シニアツアー初のエージシュートを達成した。
これまでプライベートでは何度もエージシュートは達成しているというものの「小松カントリークラブでエージシュートを出せたことは良かったです」と頬を緩ませた。最終ラウンドについては「もうちょっと上位に行けるチャンスがいっぱいあったのですが、全然パッティングがだめ。後半は3アンダーで回ったけど、15パットだしね」と渋い表情で振り返る。
今週のコマツオープンを終えると、来週は日本シニアオープンが待っている。歴代チャンピオンとしても堂々と戦い抜きたい試合のひとつ。「エージシュートを出せたことで、来週のシニアオープンに向けてはいい調整が出来ていると思います」と貫禄を漂わせた。最終日に今年のベストスコア、エージシュートと見せ場を作り、大ベテラン選手の存在を知らしめた一日となった。