９月８日に開幕する今季シニアツアー第７戦「コマツオープン」を前に、出場選手を代表して、昨年大会チャンピオン・井戸木鴻樹、地元小松市出身・川岸良兼、そして日本プロゴルフ協会副会長・芹澤信雄が６日、会場からおおよそ５キロの距離にある大会主催企業「コマツ」の粟津工場を訪問した。
粟津工場では建機の製造工程を見学。複雑な操作が可能な最新技術の見学や、ホイールローダーといわれる建設機械に試乗した。その後、粟津工場の社員の方々との交流会という時間も楽しんだ。
その後、小松市役所にも表敬訪問し、宮橋勝栄市長と対談。大会の成功を願って熱い握手が交わされた。今回の訪問には主たる目的がもうひとつあった。先月４日に小松市は記録的な大雨に見舞われ、大勢の被災者が出ており、地元に何か役立てることはないかと、川岸は１００万円の義援金を用意。今回の訪問で市長に直接寄附金を託すことができた。「少しでも役に立ててほしいという気持ちです。地元開催の大会で、いい結果を出せるように頑張ります」と口元を引き締めた。
