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シニアツアー

<金秀シニア・2R>塚田好宣が2位タイ浮上!良い流れで優勝争いに加わる

2022年04月08日

 塚田好宣(52)は、今年でシニア4年目を迎える。2021年の最高位は日本プロシニア2位。トップ10入りは4回で賞金ランキングは18位。今年こそシニア初優勝の期待がかかる選手の一人でもある。

  第2ラウンドは首位と2打差の2アンダー4位からスタート。3番パー3(192ヤード)は5番アイアンでピタリ着けてバーディー。4番パー4では2メートルのパッティングを沈めて連続バーディー。9番パー5では右のガードバンカーから寄せて3つ目のバーディーを奪取。

 

 ハーフターン後、10番パー4のティーショットは風に流され、左サイドの普段届かない所まで届いてしまいOBでダブルボギー。だんだんと風が強くなるが、2週間前にかねひで喜瀬CCで開催された「沖縄オープン」で経験した強風に比べれば、今日のゴルフは想定の範囲内に収まる感じがあった。14番パー3(161ヤード)は8番アイアンで3メートルにつけて4つ目のバーディーを重ねる。17番パー3ではガードバンカーに捕まりボギー。それでも最終18番パー5では、セカンドショットをガードバンカーに入れるも、1メートル弱につけてバーディーフィニッシュ。塚田は通算4アンダーとし首位ウィラチャンとは1打差2位という好位置につけた。

 「いいゴルフが出来たと思います。今日は一緒に回ったアマチュアの方も、沖縄オープンで同組だったので、楽しくプレーできました。シーズンオフに取り組んだトレーニングも、少しずつですが、前向きに成果に現れてくるかなって」。初の3日間大会ということもあり、残り1日、自分のゴルフを組み立てることができる。昨年優勝のチャンスを逃した塚田に、開幕戦で再びチャンスが近付いてきたようだ。「(初戦で)この位置にいれるのは嬉しい」と優しい笑顔になった。最終日・最終組の戦いにも注目したい。