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競技情報

〔新人戦富士可児カップ/1R〕冷静なコースマネジメントに徹した八太大和が首位3打差2位タイ

2022年12月22日

 八太大和(23・フリー)が第1ラウンドを5バーディー・2ボギーの69でまとめて首位3打差の2位タイにつけた。前半は13、16番でバーディー奪取したが、17番パー5ではグリーン手前のハザードに入れたもののボギーで凌いで後半につなげる。1、2番で連続バーディーを獲り、中断のサイレンが鳴った4番パー3ではグリーン左のカラーから10メートルを沈めてバーディー。さらに雨の強まる中で5番パー4はボギーと苦しい状況でも、残り4ホールはパーセーブと我慢のプレーで凌ぎ、なんとか優勝圏内につくことができたのだった。

 「ショットできちんとバーディーチャンスに着けられました。全ショットを全力ということではなく、コースマネジメントをする中で、集中してポイントを絞ってプレーした結果です。師匠である摩季先生のマネジメント法を意識できました」と振り返る。八太は「雨でも練習を重ねてきました」といい、悪天候下でも集中できる下積みがある。トップと3打差という位置で迎える最終日は、これまで取り組んできた成果を発揮し、お世話になっている人へ成績で恩返しをしたい。