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【新人戦・前日】一生に一度しか出場できない貴重な新人戦が22日からスタート

2022年12月21日

 2022年最終プロテスト合格者のみが出場できる「第24回日本プロゴルフ新人選手権大会富士可児カップ」が、岐阜にある富士カントリー可児クラブ可児ゴルフ場志野コース(7,201ヤード、パー72)で、12月22日、23日の2日間開催される。賞金総額500万円で優勝者には100万円と来年7月に北海道の恵庭カントリー倶楽部で行われる「日本プロゴルフ選手権大会」への出場権が与えられる。

 今年8月下旬、北海道の登別カントリークラブで開催された最終プロテストでは51名が合格。その後12月12日から5日間、静岡県掛川での入会セミナーを終了している。今年の大会には海外に帰国した選手や怪我などで欠場せざる選手もいるが、48名の選手がエントリーを済ませた。一生に一度しか参加できない大会の優勝を目指して、選手は練習ラウンドに精を出した。

 会場となる富士カントリー可児コース可児ゴルフ場志野コースは2024年の「第91回日本プロゴルフ選手権大会」開催が決定しているチャンピオンシップコース。志野コースは1972年11月に開場。広大な敷地に可児・美濃コースを合わせて81ホールを持つ。冬の寒さも厳しいが、ティーショットを確実にフェアウェイに置くこと、ベログリーンと言われる砲台特有の形状を理解しタテの距離感をきちんと打てるマネジメントが必要になってくる。繊細な傾斜を持つグリーンだが、集中してピンを狙う攻めの姿勢も求められる。

 出場注目選手にはプロテストトップ合格者で今季レギュラーツアーの賞金ランキングシードを獲得した長野泰雅(30位)も出場しているが、ファイナルQTで上位につけた前田光史朗(11位)、加藤輝(70位)といった選手の名前も見られる。大会コースである富士C可児Cはクオリファイングトーナメント予選会コースや中部地区でもプロの競技会が開催されているチャンピオンコースでもあり、ハイレベルな戦いが期待される。