4月に沖縄で行われる金秀シニアを皮切りにスタートする2023年シニアツアーの出場優先順位を決定する
「PGAシニアツアー最終予選会」が3月15日から17日までの3日間、鹿児島県にあるいぶすきゴルフクラブ(パー72、6,946ヤード)で開催する。昨年行われた1次予選通過者や2022年賞金ランキングシード外で50位以内の選手、2022年シニアツアー有資格者の中でカテゴリー保持者、実績が顕著なものといった総勢120名の選手が最終予選会で上位を目指す。
奥田靖己と福沢孝秋の大ベテランの名前も
1次予選会を通過した選手には、今回最高齢で出場する70歳・福沢孝秋や、66歳・伊藤正己というベテランを始め、レギュラー4勝・シニア3勝を挙げている加瀬秀樹(63)、レギュラー3勝・シニア3勝の米山剛(57)、レギュラー2勝・シニア2勝の高見和宏(63)や溝口英二(58)とツアーで活躍をしたベテラン選手が顔をそろえる。また昨年のシニアツアーシードとして出場していた今井克宗(50)、久保谷健一(50)、白潟英純(56)、羽川豊(65)、丸山大輔(51)、宮瀬博文(51)といったレギュラー優勝経験のある選手の名前もみられ、し烈な争いが予想される。一方でシニアルーキーではツアー1勝の広田悟、増田伸洋らがエントリー。PGAティーチングプロ会員では11名が最終予選に進出を決めている。
最終予選会第1位の選手は、シニアツアー出場優先カテゴリー⑩「その年1年間のシード権」が認められる。予選会の第2位から第10位までの9名は、カテゴリー⑭番目を付与され、第11位以降はカテゴリー⑯番目となり、出場優先順位上位に欠場があった場合に、権利が繰り下げられることになる。
第1ラウンドは朝8時30分からスタート。ギャラリーの入場は不可となっている。