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【日本GGユニテックスHD杯/1R】「絶好調・男」の久保勝美が5アンダーでグランド単独首位スタート

2023年09月29日

 「日本プロゴルフグランドシニア選手権~ユニテックスHDカップ2023~」の第1ラウンドが9月29日に行われた。グランドの部(60歳以上)は久保勝美(60)が5アンダーで単独首位。4アンダー2位には東聡(62)、堤隆志(60)が続いている。大会は入場無料で期間中大会の模様はYoutube配信で大会を盛り上げる。

 今季シニアツアーでは「絶好調・男」だと周囲からいじられる、グランドシニア2年目の久保勝美が6バーディー・1ボギーの67で回り、グランドの部の第1ラウンドを単独首位でスタートした。タイトリスト3兄弟で仲の良い崎山武志や、永久シードプレーヤーの倉本昌弘、今年62歳で結婚し、新婚パワーでゴルフも絶好調だという横山明仁という同組メンバーのプレーも冴え、全員がアンダーバーという流れの良い組み合わせだった。

「昨日、シニアオープン最終日以来に久々のプレーだったのですが、ようやく後半感じが良くなってきて。ショットもほとんど1ピンくらい。読み違いも少しありましたが、ティーショットもほとんどフェアウェイでしたし、セカンドもグリーンに乗せてと無理しない感じがよかった」と振り返る。今月の「コマツオープン」では最終日に逆転して、シニアツアー2勝目を挙げ、その翌週の「日本シニアオープン」では9位に入り、現在の賞金ランキングは6位と上昇気流に乗っている。

 久保が目指しているゴルフは安全運転の「ノーボギー・ゴルフ」。コマツオープンでもこの信念を貫いて、優勝を飾ることができた。日本グランド、第1ラウンドは1つボギーが出てしまったが、「今回は公式戦ですし、良いプレーをしたいです。明日こそノーボギーを目指しますよ」と言い切り「絶好調・男」はベテラン先輩方の肩を借りながら、虎視眈々と日本タイトルを目指す。