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グランドゴールド

〈関東グランドシニア・1R〉グランドルーキー清水洋一が69ストロークで2位タイ

2023年05月23日

 今年2月に還暦を迎え、グランドルーキーとして大会に初挑戦しているのが清水洋一。シニア入りしてから賞金ランキングシードを守り続け、今年で11年目を迎えている現役シニア選手でもある。清水の第1ラウンドは2番パー5(495ヤード)で2オンに成功しバーディーを先行。しかし打ち下ろしの9番パー4では花道を狙ったティーショットが右に大きく反れてOBゾーンへ。それでもボギーで凌いで、前半をイーブンとする。雨風の強まる後半では我慢を強いられたが、比較的距離の短いパー4できっちりとバーディーを獲るなど4バーディー・1ボギーでまとめ、69ストロークと優勝圏内に入ることができたのだった。

 「課題はパッティングなんですよ。読んだラインも半信半疑みたいなところがある。前半でもバーディーチャンスだった4番パー3で1.5メートルとかが打てない、自信がない」と肩を落としていたが、この日目標としていた「3アンダー」ではフィニッシュ。「最近はパッティングに確信が持てない中で、上りホールは2メートル、3メートルのバーディーパットを沈められたので、少しずつですが好機に変わるといいですね」と明るい表情ものぞかせる。

 雨風の中で全体のスコアも伸び悩んだ第1ラウンドだったが、終わってみれば清水にとって2位と好位置での滑り出し。最終ラウンドは晴れ予報ということもパッティングの流れを有利に変える”転機”になるかもしれない。