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〈関東グランドシニア〉60歳以上の戦いが23日に開催!新緑が眩しい箱根湖畔ゴルフコースが戦いのステージ

2023年05月22日

60歳以上のプロゴルファーが競う関東プロゴルフグランドシニア選手権大会が、5月23日、24日の2日間、神奈川にある箱根湖畔ゴルフコース(6,431ヤード・パー72)で開催する。出場選手には前年覇者の崎山武志(60)をはじめ、芹澤信雄(63)、真板潔(63)、湯原信光(65)、丸山智弘(65)、そしてグランドシニアルーキーに清水洋一(60)、比嘉勉(59)といった今年還暦を迎える17名を含む総勢79名が参加する。

 箱根湖畔ゴルフコースは丘陵コースで、全体的に高低差のあるホールが特徴とする。ティーショットの狙いどころにはハザードも絡んでくるために高い戦略性が求められるコースでもある。2020年に優勝している芹澤信雄(63)は当時63をマークしての優勝。コースのマネジメントはできているようだ。「このコースはショットをきちんとフェアウェイに置かないとスコアメイクができませんからね。練習した感じだとラフが深いセッティングになっていますから要注意かと」と警戒ポイントもある。芹澤は「大会初日は雨予報で天気が少し心配ですが、箱根湖畔で2日間36ホールを楽しみたいですよね」と期待を込めた。

 63をマークして優勝を飾ったゲンのいいコースでもあるが「5月はちょうど芝が生え始めの時期で、少し難しさがあるんですよ。それでもイメージは悪くないので、まずは楽しむこと。パッティングの良い流れに乗れればいいよね」と割り切る。芹澤は昨日までマイナビシニア&レディースに参加し、今日の練習ラウンドを含めると連続5ラウンド目。「本大会を含めると7日連続になるね。ゲーム感という意味でイメージは悪くないですよ」と笑みを浮かべる。58歳の時に人口股関節の手術を受け、長いリハビリ期間を経て、これだけゴルフができることに喜びをかみしめる。レギュラー5勝、シニア1勝のベテラン芹澤が、関東グランド2勝目を目標に前を向く。