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シニアツアー

【いわさき白露シニア/1R】「今度こそ」シニア初優勝を狙い飯島宏明が首位2打差の2位スタート

2023年11月24日

 シニア最終戦を迎え現在賞金ランキング9位につけている飯島宏明(52)が、いわさき白露シニアの第1ラウンドで2バーディー、2ボギーの72ストロークで回り、首位と2打差の2位につけている。昨年大会では最終ラウンドでトップに並びプレーオフへ。1ホール目で渡部光洋が70センチのパーパットを沈めたが、飯島はパーパットを決められず初優勝を逃し、悔しい2位で大会を終えている。

 第1ラウンドのペアリングには鉄人・室田淳(68)と前年覇者・渡部光洋というメンバーが組まれ、飯島にとっては相性の良い大会に「今年こそは」という思いも募る。「今日はね、勝ってやりましたよ(笑)」とにんまり。大会連覇を狙う渡部は2オーバー14位タイで、飯島とは2打差がついている。「少しでも順位は上に行きたいですけどね、最終日だけ頑張りたいなと思います。いつも最終日は意識して硬くなってしまうんですよね。もうそろそろ、そんなこと言ってられない。気持ちで負けないようにしたいです」と口元を引き締めた。

 今季飯島の成績はマルハン太平洋クラブシニアの2位、コマツオープン2位タイが最高位で、13試合でトップ10入りが5回。優勝のチャンスを作りながら、最終ラウンドで崩れてしまうパターンが多かった。リベンジを自分に誓い「今度こそ」という熱い想いを抱く飯島が、今年シニアツアーの総決算をする。