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シニアツアー

【すまいーだカップ/1R】2018、19年に大会連覇 “すまいーだ男”の 山添昌良が来た!「このコースは相性がいい」

2023年11月16日

今大会は昨年まで6月開催だったが、今年は気温もグッと下がった11月に移動。それでも2018年、19年大会を連覇している山添昌良には関係なし。「(気温が低くて)コースも長いし、風も違う方向だし、いつもとは違う感じ」と言いつつ、6バーディ・1ボギーの「67」をマークし、5アンダーはトップと1打差の2位タイで滑り出した。



「良いコースですね。このコースは相性がいいというか、大好きです。理由は分からないけど、何か合うんですよね。今日は久保(勝美)さん、真板(潔)さんとお話ししながら良い感じでラウンドできたのもあります」。スタートホールの1番でいきなりボギーが来たものの、「立て直せました」と5番、6番の連続バーディでアンダーパーに突入すると、その後も4つのバーディを奪った。季節が変わっても、やはりこのコースは山添に合っている。



今シーズンの前半6試合は「ノジマチャンピオンカップ箱根 シニアプロゴルフトーナメント」の14位タイが最高だったが、9月に入ると覚醒する。



「日本シニアオープン」では最終日に「68」とまくって2位タイに入ると、10月の「日本プロゴルフシニア選手権大会 住友商事・サミットカップ」では初日に首位タイで飛び出し、最終的に1打差の2位。続く「トラストグループカップ 佐世保シニアオープン」でも1打差の3位と、3試合連続でトップ3に入る活躍をみせた。その後も12位タイ、8位タイと、日本シニアオープン以降は上位を外していないのだ。


「突然良くなりました。ショットもパットもいい感じですね」と好調の理由は本人にもよく分かっていない。今大会でも好スタートを切ったことで、19年以来4年ぶりとなるシニアツアー4勝目も視界に入るが、「もちろん勝ちたいですけど、まだ初日。あと2日間あるので何があるか分からない」と、本人は冷静そのもの。明日の2日目は雨予報で「しっかり対策ができればいい」と気を引き締める。“好調×好相性”の最強コンボで大会3勝目へ突き進む。