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シニアツアー

〔Fancl Classic/1R〕深堀圭一郎が4アンダー2位発進、2度目の海外シニアメジャー挑戦も視野に

2023年08月18日

 昨年のシニアツアー賞金ランキング4位の実力者である深堀圭一郎(54)。第1ラウンドでは4連続を含む6つのバーディーと2つのボギーで68をマークし4アンダー2位グループに入った。

 アウトスタート2番、6番でバーディー。そして9番からバーディーラッシュの口火を切り、リーダーズボードの上位へ一気に名前を挙げてきた。ところが難易度の高い14番パー4ではセカンドが排水溝のところで難しいドロップという状況に。ライの難しいところからミスをし、この日初ボギーとしてしまう。後半はじりじりと厳しい暑さも襲いかかる中、17番パー3では3パットボギーと後退。それでも最終ホールアウトまで集中力を切らさず、スコア伸ばしあいの中で、深堀は初日2位タイフィニッシュで終えられた。

 「これだけ暑い中で歩いてやるのも久々でした。今日18番最後のアプローチは足が少しふらついていたので、バテていたのかなと。明日に向け、暑さ対策を含め準備をしっかりしたいと思います。スコアの伸ばしあいですから、調子の良い選手は上位にいるので」と前を向く。

 今シーズンの深堀は、シニアツアーを軸にレギュラーツアー参戦やメディア出演など、過密なスケジュールを調整しながら、今年の海外シニアメジャーに3試合出場を果たしている。自分のポジション、そしてやるべきことも見えたという。「メジャーは、疲れている中でも背中を押されました。そういうプロゴルファーとしての経験は非常に貴重で有益な機会でした。再び海外シニアメジャーという経験ができるなら、その時が本当の舞台だと思っています」と目を輝かせる。

 「そのためにはまず日本のシニアツアーで上位に入ることが必要ですが、日本の選手層はだいぶ厚い」といい、「良いところは引き続き。今日のような簡単なミスはしないように。あと2日間暑さに負けないようにします」とまずは足元を見つめていた。