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シニアツアー

【ノジマチャンピオン杯/FR】シニア3年目の阿原久夫が2位フィニッシュ、今年のチャンスに望みをかける

2023年04月21日

 今年でシニア3年目を迎える、阿原久夫(51)が、最終ラウンドを65ストロークで回り、初日の2アンダー6位から2位にジャンプアップし大躍進をみせた。最終ラウンドは6バーディー・ボギーフリーで回り、本人も大満足の成績を作り上げた。

 「油断するとすぐボギーが来てしまうので、安全に安全に、って。そして同組の宮本プロが非常に良いゴルフをしていたので、良いイメージのゴルフができたのかなって」と阿原は振り返る。

 最終ラウンドは1番ホールで3メートルが決まりバーディーが先行。4番パー4は40ヤードのチップイン、5番パー5は外からアプローチを寄せて1パットで連続バーディー。9番パー4ではグリーン右奥5メートルが決まり、一気に上位グループへ。後半10番パー3は7メートルを沈める。「想定外にショットの調子が良すぎた」と本人のコメントで、バーディーチャンスが獲れるポジションよりもオーバーしてしまう。それでも、ホール難易度の高い17番パー4(452ヤード)では6メートルのバーディーパットを沈めて首位に並び、最終18番ではバーディーパットが3メートルもオーバーしたが、最後は慎重に沈めてパーセーブ。通算8アンダーとし、2位に着けることができた。

 「この2年間、シーズン終盤に向けてなかなか賞金を稼ぐことができなかったこともあり、スタートダッシュを狙う意識をしていました。今年は目標を設定して、最後はガッツポーズが出るようなプレーをしたいです」。ボギーフリーゴルフは、阿原にとって合格点。今年のシニア最終予選会19位という立場でつかんだ「ノジマチャンピオン杯2位タイ」というランキングは、阿原にとって今後出場できる試合の大きな自信と望みになる。