神奈川ディビジョンは8チームがA・Bの2ブロックに分かれてリーグ戦を実施、各ブロック1位のチームがポストシーズン進出をかけて代表決定戦に挑んだ。会場は茅ヶ崎ゴルフリンクス、茅ヶ崎海岸のすぐ近くにありフラットな9ホールとなっている。
Aブロック1位は、内野毅監督率いるバナナキッズαチーム。実力も申し分なく5戦無敗で1位となったチームである。Bブロック1位は、堀貴麿監督率いる MEP相模原MAXチーム、もちろんMEPも4戦無敗で1位としている。
マッチ1、両チーム全く互角のまま迎えた5ホール目、バナナキッズがバーディーを決めるも直後にボギーを打ってしまう。その間MEPはパーでしのぎ、7ホール目では見事イーグルを達成、このマッチはMEPが2ポイントを獲得する。
マッチ2、バナナキッズは連続バーディーで1ポイントを獲得するも、MEPも負けじと連続バーディーで1ポイントを取り返す。フラッグ3で、3連続バーディーを決めたバナナキッズが1ポイント、シーソーゲームとなったマッチ2はバナナキッズが2ポイントを獲得した。
勝敗の行方はマッチ3に。フラッグ1は、MEPが連続バーディーで1ポイント獲得、フラッグ2はバナナキッズが1ポイント奪い返した。そしてマッチ3最終フラッグ、全く同じスコアで引き分けとなり、ポイント数は4.5-4.5の引き分けという結果になった。
代表決定戦のため、勝敗は獲得ホール数による決定となった。獲得ホールはバナナキッズ8に対してMEPは7、優勝決定戦にふさわしい僅差でバナナキッズαが神奈川ディビジョン代表としてポストシーズンへ挑むこととなった。
僅差で敗れたMEP相模原MAXチームの堀貴麿監督は『開幕戦からチームワーク、思いやり、助け合いのスピリットを持ち、自分に勝つ強い心でプレーすることを目標に戦ってきました。順位決定戦では僅差で勝利できませんでしたが、選手たちにとって素晴らしい経験となりました。このジュニアリーグを通して成長していきたいと思います』とコメント。
一方神奈川代表となったバナナキッズαの内野毅監督は、チーム結成当時から4年間育てた選手が3名と3年目の選手3名の6名というメンバーだったので優勝できると感じられたシーズンでした。リーグ戦の2試合目で昨年の優勝チームと対戦し、勝つことができ、あとはどんどん自信が増して、全勝できました。代表決定戦もチームワークを発揮できて勝つことができたと思います。
持ち前のチームワークを生かし、神奈川ディビジョン代表としてポストシーズンも活躍して欲しい。