今年から新たに北海道ディビジョンが誕生した。以前より参加を検討していたが、コロナによる行動制限もあり二の足を踏んでいた。そして昨年末、新たなディビジョン発足を検討している地区の代表者が集まり全国決勝大会の視察に参加し、北海道ディビジョンが動き出した。
北海道は他県より人口が少ないことから必然的にジュニアゴルファー人口も少なく、4チーム24名以上集まるか不安だったというディレクターの澤村英樹氏。ジュニアゴルファーの保護者やゴルフ場関係者、北海道プロゴルフ会と多くの協力、賛同を得て、7月1日に練習会を実施するまでにこぎ着けた。
そしていよいよ7月15日、札幌リージェントゴルフクラブにて開幕戦を予定するも、大雨により中止、延期を余儀なくされた。そして仕切り直しの8月3日、真駒内カントリークラブにてようやく開幕することができた。
開幕カードはディビジョンディレクター自らが監督を務める札幌NB vs 鈴木孝幸監督率いる真駒内カントリークラブの対戦。真駒内カントリークラブチームは地の利を生かして連続バーディーからマッチ1を圧倒し2.5ポイントを獲得する。マッチ2は7ホール目まで同スコアで両者一歩も譲らぬ展開から、残り2ホールをバーディーで終えて札幌NBが2ポイントを奪い返す。マッチ3も全く同スコア互角の戦いから抜け出したのは札幌NB、このマッチで2.5ポイント獲得し、5-4の僅差であったが札幌NB開幕戦勝利をつかんだ。
4チームが参加した北海道ディビジョンは全6試合を8月26日に終え、全勝で1位となった札幌NBチームが北海道代表としてポストシーズンに挑む。
北海道ディビジョン初代優勝の札幌NBチーム
初めて監督を務めた鈴木孝幸氏は
真駒内カントリークラブチームは、コーチの協力もあり選手が名でした。2勝1敗という結果でしたが選手たちはみんな楽しく一致団結して戦いました。来年からはもう少し選手を増やして参加したいです。と来年以降の参加にも前向きだった。
ディレクター澤村英樹氏のコメント
初めての開催に戸惑うことも多く、他のディレクターや本部に聞きながら四苦八苦しましたが、いろんな方にアドバイスいただきながら全6試合を終えられ安堵しています。選手の生き生きとした笑顔、チームメイトを互いに尊敬する姿に活力をもらいました。保護者の皆様の多大なご協力があって100点満点だったと思います。