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ジュニアリーグ

東京ディビジョン開幕

2023年07月05日

 東京ディビジョンは、6月25日大宮カントリークラブにて開幕した。東京ディビジョンは2021年に4チームで始まり、3年目のシーズンを迎えた今年は新規加入3チームを含む9チームまで拡大、A・Bの2ブロックに分かれてリーグ戦を戦い、順位決定戦によってディビジョン優勝チームを決定する。

 都市部ということで近隣にゴルフ場が少ないため、毎年試合会場の確保に苦戦を強いられていたが、今年から東京都北区の赤羽ゴルフ倶楽部 が使用できることになった。また、昨年から開催している江東区の若洲ゴルフリンクスは、東京都が所有するゴルフ場であり、ジュニアゴルファーの育成と強化を目的とする東京都の理念と合致し、さらなる協力体制で実施できることとなった。

 開幕カードは、東京ディビジョン初代優勝チームである『中台フェニックス』と今年新加入ながらも実力ある選手が揃う『ウィンズゴルフ』の一戦となった。

新加入のウィンズゴルフチーム

 マッチ1、中台がパー5の1ホール目でいきなりイーグルを奪うも、その後ミスが続き、フラッグ2までの6ホール中4バーディーを奪ったウィンズがリードする展開となった。フラッグ3は中台が連続バーディーでポイントを奪い返し、引き分けに持ち込んだ。マッチ2は両チームともミスが少なく同スコアで一打も譲らぬ展開となり、9ホール中8ホールで同じスコアであったが、フラッグ2の1ホールをバーディーとした中台が2ポイントを獲得した。マッチ3、中台が1イーグル2バーディーでフラッグ1を獲得するも、底力で上回るウィンズがの残りのフラッグで4つのバーディーを奪い、逆転で2ポイントを獲得した。

 実力で大幅に上回るウィンズに、中台はチームワークとバランス力で何とか引き分けに持ち込んだ。リーグ戦の順位は、勝率、獲得ポイント総数、獲得ホール数で決定するため、この1試合の引き分けという内容が、勝率タイになった場合の順位決定のカギを握ることになるだろう。

この試合に帯同したウィンズの阿子島コーチは、選手のコミュニケーション、試合中の真剣な行動など目を見張るものがありました。勝ち負けを気にするより、技術やマナーに驚かされました。暑かったですが熱中症やケガ無く無事終えられて安心しています、と初戦を終えて安堵のコメントがあった。

Bブロックは7月9日に若洲ゴルフリンクスで開幕を迎える。

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