11月13日に滋賀県にあるザ・カントリークラブで西日本地区の代表チームを決めるポストシーズンの戦いが行われた。中部ディビジョンはGOLF5カントリーみずなみコースで活動する「Squad」、大阪ディビジョンは四條畷市の忍ケ丘ゴルフセンターを拠点とする「リアライズ」の2チームが対決した。
中部代表 Squad(スクワッド)
当日の天候は昼過ぎから雨。この時期にしては寒さも加わり、厳しい天候の下でのスタートとなった。さらにスタートしてから30分後、コースには霧がかかり、視界が遮られる時間もあった。選手たちは視界が見える範囲でプレーを継続したが、ほどなくして霧は晴れ、雨も上がり、集中を高めて決戦に挑んでいた。
代表決定戦ということもあり、各マッチ白熱したゲームが展開され、「Squad」4.5ポイント、「リアライズ」4.5ポイントとポイント引き分けという大接戦。ジュニアリーグのルールではポイント引き分けの場合、獲得ホール数で勝者を決定するため、リアライズが8ホールとSquadより2ホール多い結果だったこともあり、西日本代表チームは「リアライズ」が全国決勝大会に進出することになった。表彰式ではチームは健闘をたたえ合い、選手にはうれし泣きも悔し泣きも見られた。
リアライズチーム
優勝チーム「リアライズ」のコーチを務めた児玉健太郎会員は「相手チームは本当に強かったですね。セカンドマッチの2人は大接戦を耐えて特に頑張ったと思います。今回の戦いは、みんなが自信になると思います」と振り返る。「優勝できるメンバーを揃えて挑みました。私たちのチームはゴルフ以外の人間性も重視しているので、子供たちと一緒に成長することが特徴です。今回はチームワークも生きたのだと思います」と総評した。
Sqaudチーム
大健闘をみせた中部ディビジョン代表「Squad」の監督代理を務めた渡辺雄太会員は、試合には負けたものの「中部としては2大会連続でポストシーズンまで来られたことは成果のひとつ。元気でアグレッシブな選手が多くて、チームワークがいい。だからこそ来シーズンはこの悔しさを忘れずに、チーム一丸となって全国大会を目指します」と言い。選手と一緒に前進することを誓った。
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