新型コロナウイルス感染拡大の影響でPGAジュニアリーグ2020年シーズンは9月に開幕となった。順調にシーズンを消化した栃木ディビジョン優勝チーム・那須ジュニアボーイズと、茨城ディビジョンの優勝チーム・IBK GLANZによる対戦が、11月1日、栃木県にある那須伊王野カントリークラブで実施された。
那須ジュニアボーイズ
IBK GLANZ
昨年両ディビジョンは合同で北関東ディビジョンとして実施しており、事実上の北関東ナンバーワン決定戦となった。各ディビジョンの優勝チームということもあり、最後の9ホールまでどちらも譲らない大混戦。勝負は栃木D1チームの那須ジュニアボーイズが熱い戦いを制した。勝利チームは、12月に開催される東日本代表決定戦で南関東代表チーム(千葉ディビジョン優勝チームと神奈川ディビジョン優勝チームの勝者)と対戦する。
皆でボールの行方を
気合の一打
IBK GLANZは9歳から13歳までのメンバーで編成された。ペアは年長選手と年少選手を組ませ、ティーショットで年長選手が距離を稼ぎ、年少選手がセカンドから攻めていくパターンで勝ちに挑戦したが、一歩及ばなかった。「本当は勝ちたかったですけどね」IBK GLANZの中島監督の第一声。「今日の選手たちのプレー内容については満足しています。選手たちは一生懸命やっていたので勝たせてあげたかったし、監督として選手に何か手助けになることがあったのではと、思う部分もあります」。試合前から監督としても緊張していたと話す中島監督だが、「来年はリベンジします」と強い思いで話してくれた。
このショットで仲間に貢献するぞ!
ペア同士で戦略を相談
今回、栃木ディビジョンのリーグ戦終了から「全体練習が少なったので不安な面もあった」と話す那須ジュニアボーイズの松山悟監督だが、「選手たちは、個々の試合や与えた課題の練習で、スキルアップに繋がっている部分もあった」。全体練習はなかったが、勝てるイメージは持っていたようだ。
「このチームの良いところは、低学年、高学年関係なく、好きな事を言い合える。仲間のミスに対しても、良いショットに対しても、みんなで叱咤激励でき、悔しさと喜びを共感できるチームワークがある」。今日のプレー中も、良いショットには全員で喜び、ミスにはアドバイスをし、チームワークの良さが随所に感じられる場面も多くあった。東日本代表決定戦については、「1ヶ月ぐらいの期間が今日勝利で得た良いイメージのまま、選手たちと切磋琢磨し、頑張りたい」と話してくれた。
北関東第1位決定戦対戦結果は、以下の通り。
那須ジュニアボーイズ(チームポイント6.5) VS IBK GLANZ(チームポイント2.5)
https://youtu.be/xQzQIGuqRRo