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ジュニアリーグ

決勝大会 試合結果

2019年12月15日

初代王者はリアライズ

2019年12月15日

PGAジュニアリーグ初代王者に、西日本代表のリアライズが就いた。「2019PGAジュニアリーグ決勝大会」が12月15日、千葉・グリッサンドGC(特別コース)で開催され、リアライズは、東日本代表の茨城ガールズと対戦した。3マッチが行われ、 マッチ1でフラッグ1(3ホール、スクランブル方式マッチプレー)を制した勢いで2.5Pt(ポイント)を獲得し、その後の茨城ガールズの反撃をしのいで、 5.5Pt-3.5Ptで逃げ切り、第1回大会を制した。

スタート前の集合写真

リアライズの川西直樹監督は「最後はハラハラしましたが、1回目の大会で優勝できたことはいい経験になったと思います」と笑顔を見せた。選手8人すべてを使っての優勝。「フラッグ2からは初心者の子も加わって、それでも頑張って8人全員で勝った」と健闘を称えた。ジュニアリーグには自身が昨年、米国PGAショーに行った際に米国での活動を聞いて「こういうのが日本でもあったらいいなあ、と思って帰ってきたら、PGAから始めると聞いてすぐに参加を申し込んだ」という。その魅力について「1番はチームでやること。恥ずかしい、うまくないから試合には出たくないという子供でも、こうした試合なら気楽に参加できるからいいと思う」という。「初めてなのに、こんなに盛り上がるとは思いませんでした」と、保護者らの応援や歓声は予想以上だったという。

試合前のミーティング

 「みんなのチームワークで勝とうと思ったんですけど、相手が強かった」と、茨城ガールズの中島孝之監督の敗戦の弁。「惜しいプレーがあって、勝負所でパットが入らなかった」と話した。初心者もいるが、年長者に引っ張られながらチーム11人全員が出場した。元々ジュニア育成に力を入れていたが、PGAのホームページで偶然ジュニアリーグのことを発見して、すぐに立ち上げた。「ジュニアリーグは1人へのプレッシャーが少ないので、実力以上のものを引き出せる」のが魅力だという。チーム作りの目標は「ONE TEAM」。敗れたとはいえ、チームとしては目標を達成した。

LPGA小林会長からの激励

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