PGA吉村会長,市原市小出市長,千葉プロ会比嘉副会長
日本プロゴルフ協会は1月30日、市原市役所にて市原市とPGA千葉プロゴルフ会との連携協定書に署名した。今回の連携協定は、各団体が有する技術や資源を効果的に活用しながら、市原市がスローガンとして掲げる「ゴルフの街いちはら」の取り組みの推進を図るため相互協力し、ゴルフを通じた市原市の交流人口や定住人口の獲得などの地方創成に寄与していくことが目的となっている。連携協定を締結するのは兵庫県三木市に続き2例目。 市原市とPGAの関係は、2010年から毎年「市原市ジュニアゴルフ教室」を開催しており、地域活動として積極的に取り組んでいるが、ジュニアゴルファーの発掘と育成において更に協力を深めていく。連携事項 ⑴ ゴルフの聖地への取り組みの活性化 ⑵ ゴルフの普及と振興 ⑶ ジュニアゴルファーの育成 上記3つの柱を中心に、これまで市原市が取り組んできた「小学生ゴルフ体験授業」を拡充させること、またジュニアゴルファーの練習環境を拡充させ、将来的に中学校にゴルフクラブ(ゴルフ部)を創設していきたいという未来図も描く。 日本プロゴル協会とPGA千葉プロ会は指導者の派遣の協力、そして状況に合わせた本取り組みに協力していく。
千葉プロ会比嘉副会長,PGA吉村会長,PGAジュニア委員会下田委員長
日本プロゴルフ協会 会長 吉村 金八
日本プロゴルフ協会はジュニアゴルファー育成活動の取り組みについては需要課題であると位置づけており、このたび市原市とこの様な連携協定を締結したことに対し嬉しく思っております。この協定の締結によりジュニア育成活動が更に推進し、将来学校教育にゴルフの授業が行われることを願っております。
日本プロゴルフ協会 ジュニア委員会委員長 下田 和則
これまでジュニア委員会の取り組みとして「市原市ジュニアゴルフ教室」、そしてフォローアップ事業となる「市原市ジュニアゴルフ放課後教室」を展開して参りました。この活動により、年間数名の子供達がゴルフスクールに通い始めるなど一定の成果を挙げて参りました。この連携協定によって新たな展開が生まれ、成功事例を作っていきたいと思います。
PGA千葉プロゴルフ会 副会長 比嘉 勉
プロになり市原市に引っ越してきて40年が経ちました。プロ活動をしてきて様々なことがありましたが、これまで培ってきた知識と経験を活かしこの活動に協力をして参りたいと思います。
市原市長 小出 譲二
真剣にゴルフに取り組む子供たち、市原市ならではの魅力的なゴルフ環境を提供するとともに世界で活躍するゴルファーを次々に排出したり、様々な事業の積み重ねによって将来的に市原市が「ゴルフの街いちはら」から「ゴルフの聖地」と呼ばれるようにしたいと考えている。本日の提携により心強いパートナーを得ることができたことから、「ゴルフの街いちはら」の様々な事業に参加していただけることをたいへん嬉しく思っております。