PGA会員による運営サポート
アジア最大級のゴルフイベント「ジャパンゴルフフェア」が3月12日から14日までの3日間、オンライン出展と、パシフィコ横浜を会場として2年振りに開催され、無事に終了した。PGAブースでは、2020年ティーチングプロアワード最優秀賞を受賞した坂本博之プロのチャリティレッスン会を連日開催。また日替わりでティーチングプロ選手権優勝者がアマチュアゴルファーの悩み相談に応じた。
最優秀賞を受賞した坂本プロ
○ チャリティレッスン会 日本女子プロゴルフ協会(LPGA)と共同でチャリティレッスン会を開催。2020年にティーチングプロアワード最優秀賞を受賞した坂本博之プロがレッスンを担当した。坂本プロは「スイングラーニング19」と名付けた練習器具を使って、スイングスピードと動きに注目したレッスン理論を展開。マイクパフォーマンスを使った坂本流ワンポイントレッスンには、ゴルフを楽しく続けるためのコツがたくさん。悩みを抱えるゴルファーや初心者ゴルファーも、レッスンの終盤にはすっかり笑顔に変わった様子だ。
熱心に相談に応じる小川プロ
○ ティーチングプロ選手権優勝者によるゴルフ相談 ティーチングプロ選手権、ティーチングプログランド選手権優勝者によるゴルフ相談コーナーを設け、アマチュアゴルファーみなさんの抱える悩みを一緒に解決。2019、20年のティーチングプロ選手権で優勝した阿部真太郎プロ、小川厚プロ、さらに2020年ティーチングプログランドシニア選手権覇者の人見雅人プロが会場でゴルファーと交流する機会となった。
○ PGA会員によるゴルフフェア運営サポート ゴルフフェアでPGA会員が運営サポートに携わって6年目。ゴルフイベントへ積極的に関わっていくことでゴルフ界の活性化につながり、プロゴルファーとゴルフファンの接点が生まれる絶好の機会となっている。今年は13名の会員が参加。新型コロナ感染症対策を取り、イベント前日を含めた4日間の活動を行っていただいた。期間中はオレンジ色や黄色といった目立つ色のウェアを着用し、シュミレーションゴルフのサポートや、会場内での巡回対応といった業務に励んでいる様子だった。
長年運営サポートに携わった鈴木プロ
会員運営サポートに初年度から携わっている鈴木増幸会員。群馬にある赤城国際カントリークラブに所属し、PGA会員歴はちょうど25年を迎えた。 「大学を卒業してから、ゴルフメーカーに就職しました。その後ティーチングプロの資格を取得し、地区の青少年センターで1年で100人程度、14、5年はレッスン活動に携わってきました。当時は地域でゴルフ団体を立ちあげたりと忙しい日々でしたが、1年に1度のゴルフフェアには昔から来場していました」と振り返る。 プロゴルファーという立場で参加するゴルフフェアについては「地方でプロ活動をしているということもあり、なかなか最新の情報がつかみにくい。だからこそ、歴史ある日本規模の大きなイベントに携わることで、ゴルフの最新情報が得られますので、ありがたいです」と、運営スタッフとしての意義を感じていたようだ。◇ 鈴木会員インタビュー動画は こちら>>