公開練習の模様
6月1日に4周年を迎えるPGAゴルフアカデミー太平洋クラブ益子。4周年記念イベントとして倉本昌弘PGA会長を招き、スペシャルラウンドレッスン会を5月26日(日)にて実施した。PGAゴルフアカデミーは4年目を向かえ、会員50名前後を順調に推移しており、PGAが30年かけて作り上げたメソッドが、多くのアカデミー生に浸透してきているようだ。当日は公開練習見学、ラウンドレッスン会そして懇親会ティーパーティーというスケジュールで実施された。公開練習見学では、スタート前の練習方法などを披露した。皆さん、普段ラウンド前の練習場ではどんな練習をしていますか?「私は同じクラブで3球以上は打ちません。コースでは同じ状況が続かないからです。また、皆さんにお伝えしたいのは、苦手がクラブと得意なクラブを交互に練習するようにしてください。苦手というのは心理的な部分なので、身構えずに普段どおりにスイングすることで苦手の解消につながるはずです。」
公開練習の模様
また一般社団法人PGAゴルフアカデミーが開発した傾斜台での練習も披露した。「傾斜からのショットは2種類の考え方があり、傾斜なりに立つ方法と傾斜に垂直立つ方法がある。傾斜なりに立つと、球は低くでやすくなります。一方、垂直に立つと球は上がりやすくなります。例えば、グリーン手前に障害物がない場合は傾斜なりに立ち、その逆は垂直にたちます。場面によって2種類の打ち方ができるようになるといいですね。」どの傾斜からもすばらしい打球を放つ倉本会長にアカデミー生も感動のまなざしで見ていた。
公開練習の模様
ラウンドレッスンには、太平洋クラブPGA益子コース所属の植田PGA副会長も加わり、倉本会長と2人で4組に分かれたアカデミー生へ丁寧にレッスンをしていった。倉本会長との貴重なラウンドにアカデミー生も最初は緊張した面持ちだったが、一緒にプレーすることで和気藹々な雰囲気で第一声は「緊張した」と同じ言葉が聞こえた。倉本会長がプレー凄すぎて(3連続バーディー)「ゴルフって簡単だなって笑っちゃいました」。トッププロとのラウンドに感動と喜びが味わえた一日になったようだ。ラウンド終了後のティーパーティーでは一緒にラウンドした感想を「皆さんはネガティブに考えすぎ部分がありますね。良いイメージを常に持っていくことが大切で、”グリーン前のその池に入りそうな感じが”ではなく、入らないようなイメージ作り、そしてイメージにつながるコースマネージメントが大事です」と今日のラウンドレッスン会を振り返った。
ラウンドの模様
ティーパーティー