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腰痛に悩めるゴルファーたちを救う新発想ゴルフパンツが誕生

2019年03月26日

腰部保護ベルト一体型ゴルフパンツを発表

 腰痛経験者のニーズに応える腰部保護ベルト一体型ゴルフパンツ「MIDORI PF1」をミドリ安全株式会社と公益社団法人日本プロゴルフ協会が共同開発し、今年4月からミドリ安全ECサイトで発売される。3月25日には、東京・時事通信ホールで「MIDORI PF1新製品発表&体験会」が行われた。

ミドリ安全 松村不二夫代表取締役社長

 安全靴やワーキングウェア(作業服)国内トップシェアであるミドリ安全が40~70代の一般男性を対象にした調査によると、年1回以上コースでプレーする「ゴルフ愛好層」は505万人。そのうち「腰痛経験のある人」は72%、推計人数364万人。ゴルフ愛好層の持病として最も多いのが腰痛(41%)で、肩こり(33%)、疲れ・肉体疲労(27%)を上回り、腰痛に悩む人は「10年以上間から」と長期間の悩みであるケースが最多で、腰痛経験のない人でも「今後の不安はある」と答えた人が1割強見られたという。 そんな7割以上の腰痛経験ゴルフ愛好層向けに、プレーのしやすさと腰部保護ベルトを一体化させたゴルフパンツ「MIDORI PF1」を日本プロゴルフ協会と共同開発した。

佐古開発部長による説明

 腰部保護ベルトが腰部の負担を軽減する効果は認知されているものの、骨盤に装着する適正位置がキープできず、腰部の負担経験を持続できないという課題を抱えていた。 5年前から腰部保護ベルトとゴルフパンツを一体化させる構想を持っていた同社に、日本プロゴルフ協会が監修協力し、同会員13人による1年掛かりのテスター協力によって画期的な製品が作り上げられたのだ。

 「締め付ける」「緩める」をワンタッチで行えるBOAシステムを採用し、快適なゴルフが楽しめるだけでなく、ゴルファーそれぞれの体型や骨盤位置に応じてジャストフィットができる。パンツの腰部分にプリーツ構造(イージーフレックス機能)によって腰部保護ベルトのズレを防ぎ、常に最適なポジションをキープ。同社の特許技術を活用した機能を最適に組み合わせたことで、どんな動きでもベルトがズレず、長時間最適な位置で腰をプロテクトしてくれる。スイングに限らず、立ち座り動作のしやすさも考えられている今までにないゴルフパンツだ。

 新製品発表会に出席した倉本昌弘PGA会長は「家を出る時からラウンドを終えて帰宅するまでがゴルフ。腰痛予防のためにもPGA会員5600名に普及させて行きたい。また、(腰痛)障害によってゴルフからリタイアする人を一人でも減らしたい」と期待を込めていた。 障害によって生涯ゴルフを諦めざるを得なくなる時代に終止符を打つ。「MIDORI PF1」新発想ゴルフパンツがゴルファーの、ゴルフ界の救世主になってくれるに違いない。

《製品概要》製品名/MIDORI PF1(ミドリピーエフワン)価格/1万9800円(税別・BOAシステム採用モデル)サイズ/S・M・L・2L・3L(5サイズ)カラー/チャコール・ネイビー・ワイン・モスグリーン販売チャンネル/ミドリ安全.com公式サイト/https://www.midori-anzen.co.jp/mpf1