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2018定時社員総会 倉本会長が再任「光輝くPGAに」

2018年03月22日

再選した倉本会長(中央)を支える井上,槇岡,植田,渋谷の副会長

PGAの定時社員総会が22日、東京・浜松町の世界貿易センタービルで行われた。次期会長(代表理事)には、倉本昌弘氏(62)と新関善美氏(63)の2名が立候補しており、会長候補者選挙を実施した。両理事に対して、総会に出席した代議員84人による投票が行われ、過半数となる52票を獲得した倉本理事が次期会長に決定し、2014年の会長就任から3期6年協会をリードすることになった。

在籍40年以上の会員を代表し表彰状を受け取った旭代議員(左)

総会は2部制で実施された。午前に行われた第1部では、平成29年度の事業報告ならぴに収支決算が承認された。また、在籍40年以上のPGA会員に対し、長年にわたるゴルフ界への貢献を称え、その功績を毎年表彰することが決定した。今回は代表して社員総会に出席していた神奈川地区の旭正裕喜代議員が、在籍40年以上の会員(686名)を代表して、表彰状を授与された。

午後に開催された第2部では、各地区から選出された新代議員により新役員が選任された。その後、新しい会長候補者を選ぶ選挙が行われた。公益社団法人に移行後、2度目となった会長選では、全国から集まった84名の代議員よる投票が行われた。有効投票は82票で倉本理事52票、新関理事30票で倉本理事が再選し、理事会による選任を経て、今後の協会の舵取りを行うことになった。再選した倉本会長は「目標に掲げていた3期6年の在職となります。私に投票いただいた52票の重みを感じていますし、みなさんの期待を背負っています。立候補者の新関さんのご意見もいただきながら、これからの2年も会長として全うさせていただきます。よろしくお願いします」と決意新たに、前を向いた。

倉本会長は、会長に就任して1年後に「ゴルフ市場再生活性化に向けた新たな提案」書を発表し、ゴルフ界の再活性化を目指す行動課題に、ひとつずつ取り組んできた。「いろんな種まきをして、ようやく発芽し、花が咲き始めたところ。あと2年の任期の中で、花を咲かすために、精一杯やらせていただきます」と、提言書には熱い思いを抱いている。目標は2020年。老若男女が楽しめる国民スポーツゴルフの健全成長を目指すことである。また、最近の取り組みに関しては、「先月は、第一生命との包括連携協定も締結し、具体的な内容が少しずつ決まり始めています。包括連携協定の中で、会員の活用を目指すことが、社会貢献にもつながります。また組織改革に関しては、この社員総会で、とるべき方向性についてご承認をいただくことができました。3期目も様々な取り組みを続け、PGAの財政を磐石なものにすることを目指します」と、強い意志を明かした。

 総会後の記者会見では、倉本会長より副会長が紹介された。前執行部から井上建夫(66)、植田浩史(59)、渋谷稔也(59)と、新任に槙岡充浩(59)の4名を任命した。「井上理事は私より年配ですが、植田、渋谷、槇岡の3副会長は、大学こそ違いますが、学生ゴルフの同期生。今後若い世代にバトンタッチすることもかんがみて、いいチームワークが生まれることでしょう」と穏やかな口調で、丁寧に紹介した。倉本会長を含め、任期は24日から2020年度定時社員総会終了までとなる。会長倉本 昌弘副会長井上 建夫  植田 浩史  渋谷 稔也  槇岡 充浩理事片倉 修  河野 和重  紺村 俊徳  下田 和則杉谷 博美  時田 陽充  中上 達夫  長﨑 誠新関 善美  平山 徳男  船渡川育宏  水谷 久嗣山口 修一  山口 通  吉村 金八会員外理事井上 尚彦  岡本 綾子  加藤 賢治  佐々木 孝悦竹花  豊  手塚  寛  山中 博史  矢野 和之相談役浅見 勝一  石井富士夫  長田 力  松井 功監事深澤 直之  松木 昭和