今年10月に行われた日本プロシニア住商杯で優勝を飾ったプラヤド・マークセン(50)は、優勝副賞の「石岡産コシヒカリ120Kg」を、茨城の施設に寄贈をすることを希望しており、8日、そのうちの1箇所の施設を訪問し、コシヒカリの贈呈式を行った。寄贈先は、社会福祉法人陽山会の障害者支援施設「大雅荘」と、知的障害者授産施設「しろがね苑」の2箇所となる。 ※(写真左)新ひたち野農業協同組合 久保田惠一代表理事組合長、P・マークセン、陽山会 前島守雅 理事長・統括施設長
「今回の優勝で頂いたお米は、大会をサポートしてくれた石岡の地元で、何かお役に立てるようにと施設のほうに寄贈したいのです」と、マークセンは思いを伝えた。今年は、シニアルーキーとしてシニアツアーに参加し、公式戦で2勝をマーク。圧倒的な強さを示したマークセンは、シニアの賞金王にも輝き、充実した一年を終えることができた。勝つことができたのは、地元のみなさんのサポートがあったからこそと、感謝を忘れずに、ようやくこの日を迎えることができたのだった。贈呈式を終えたマークセンは、「ちょっと早めのクリスマスプレゼントです。皆さんでお召し上がりください」と、笑顔で伝えた。そして、「今週行われる日立3ツアーズに出場してきます。シニアチームが優勝できるように頑張ります!来年のプロシニアでも、また優勝できるように頑張ります」と、次の試合に向けて、目を輝かせていた。