注目を集めた青木・ビートたけし組も健闘しました
実行委員の青木功、王貞治、日野皓正をはじめ、野球界、芸能界からも多くの著名人が参加する「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」の第1ラウンドが7日、麻倉ゴルフ倶楽部で行われました。プロの部初日首位に立ったのは、9アンダーの片山晋呉(イーグルポイント)。著名人の部では、片山と同組でプレーした宮根誠司が6アンダーでトップ。この日の、競技終了後に、スペシャルイベント「WIVESコンペ」を開催。出場プロの奥様がプレーをするかたわらで、プロがキャディとして夫人をサポート。会場全体に歓声が響き渡っています。☆大会公式ぺージは こちら>>◇最終日の組み合わせは こちら>>
JGTO選手会長を務める宮里は2位好発進
ゴールデンウィーク最後の週末で、気持ちのいい五月晴れ。会場となる麻倉ゴルフ倶楽部は、都心から車で約1時間とアクセスに恵まれていることもあり、早朝から大勢のレジェンドチャリティファンで大賑わい。コースにはベテランプロゴルファーや豪華な芸能人の顔ぶれが勢ぞろいだ。“子ども達に手をさしのべたいに”という思いに、今年も多くのプロゴルファーや著名人が賛同している。プロの部ではジャパンゴルフツアー選手会長の宮里優作が7年連続7回目の出場。また池田勇太も自身3度目の優勝を目指して参加する。また、丸山茂樹、藤田寛之、近藤共弘、谷原秀人といった実力者や、シニアでは実行委員の青木功、尾崎直道、倉本昌弘、そして昨年のシニアツアー賞金王の室田淳も出場している。著名人の部では、第1回大会から8年連続の実行委員の日野皓正、郷ひろみ、佐々木主浩、舘ひろしや、初出場ではビートたけし、えなりかずき、三浦翔平の他に、スキージャンプの葛西紀明らが初出場。回を重ねる毎に、スポーツを通じた輪が大きくなっている。
「いいリズムでした」と宮根と片山(右)
プロの部では、10番ホールスタートの片山が、11番から4連続バーディを決め前半を32とすると、その後も好調なパッティングで、9バーディノーボギーとし、63をマーク。昨年の大会初日に62をマークした倉本に次ぐ好スコアで、初日首位に立った。4打差5アンダーの2位には、宮里優作が逆転を狙う位置についた。さらに2打差の3アンダー3位タイには、2011年にこの大会で優勝している室田淳や、渡辺司、松村道央、谷原秀人、片岡大育という顔ぶれが並んだ。片山と同組でプレーしていた宮根。すごくいいリズムで回ったという宮根は、この日のプレーを振り返り、「片山さんのパットはすごかった!何かのレールが敷いてありましたよ」というくらい、スコアが伸びた片山のプレーを絶賛した。片山は、12番のパー3で、グリーンの端から端まであるくらいの25メートルのバーディパットを沈めた。しきりにほめられた片山も「宮根さんも、しゃべりのセンスと同じでしたよ。ここぞというときに、話を閉められますから。それと同じくらいに、ほんとうに素晴らしいプレーでした」と、宮根のゴルフスタイルを絶賛する。最終日も、この2人が優勝へのレールを敷くのかどうかが見ものになる。
「青木さんのアドバイス通りに打てればとっくにプロだよ」とたけし
実行委員の青木は、初出場のビートたけしとのプレーを盛り上げた。「たけしさんにお願いをしてこうやってチャリティトーナメントに協力してもらえて、本当に嬉しいですよ。たけしさんもそうですが、王さんや日野さん、それぞれにレジェンドがあるんです。だからこうやってイベントが大きくなって、チャリティ活動につながれば、幸せなことだと思います」と、青木はたけしと並んで微笑んだ。たけしも青木との1日を楽しんでいたようだ。「5パットも何回かあったけど、こんな素晴らしいコースで難しいコンディションで、プロゴルファーってやっぱりすごいんだと、よくわかりました」と感心仕切り。「熊本の震災災害もあって、やっぱり、応援する人、リードする人が必要なんだよ。こうやってイベントに参加するっていうことは、特にみんなやる気になっているから。まだまだ災害は続いているし、それぞれができることをしたい」と、被災地のことを気遣った。
実行委員の王は大勢のファンにチャリティサイン会で感謝を伝えた
人気のチャリティオークションには上地雄輔と三浦祥平が参加
芹澤は「完璧なティーショットなんですよ」と柴田をべた褒め
出場選手奥様が集結!プロゴルファーもたじたじ
この日の競技終了後に開催されたスペシャルイベントの「WIVES(ワイブス)コンペ」。なんと出場選手の夫人がプレーをし、プロがキャディとして夫人をサポートという、普段のツアートーナメントでは決して見ることが出来ないイベントだ。参加したかっこいい奥様達は、青木チエさん(青木功)、尾崎世志江さん(尾崎直道)、倉本京子さん(倉本昌弘)、加瀬文子さん(加瀬秀樹)、谷原絢香さん(谷原秀人)、藤田優合子さん(藤田寛之)、牧野由美さん(牧野裕)、松村香織さん(松村道央)、横尾房江さん(横尾要)の9名。3ホールでの戦いだったが、トーナメント仕様のコンディションに、みんな右往左往。それでも、普段プロが戦うコースの雰囲気を味わい、一緒に楽しい時間を過ごしたようだ。
祝優勝の牧野夫妻(右)。青木プロ夫妻が喜んでくれました
優勝したのは、牧野プロの奥様。2年前のWIVESコンペに参加して以来、練習を重ねてきた。20年振りにゴルフに夢中になれたのが嬉しいと言う。当時のクラブも一式新調し、今年に入って、牧野プロの合宿にも参加した。もちろんレッスンも受けるが、ゴルフに関しては奥さんにも厳しいアドバイスもある。「真剣にレッスンしてくれるんですよ。真剣に。それもありがたいです。こうやって、嬉しい優勝もいただけて・・・感謝しています」と、夫婦ゴルフの楽しさを伝えてくれた。また来年のWIVESコンペに向けて、奥様たちが腕を磨くことは間違いない。
尾崎夫妻
倉本夫妻
青木夫妻には助っ人キャディの近藤プロ?
<テレビ放送>テレビ朝日系列(一部地域を除く)にて大会最終日の模様を全国放映いたします。プロアマトーナメントならではの和やかで楽しいトーナメント風景に加え、ツアープレーヤーが繰り広げる熱戦の模様を余すことなくお茶の間までお届けします。◆ テレビ朝日系列(一部地域を除く) 5月8日(日) 15:00 ~ 16:30◆ BS朝日 5月21日(土) 14:00 ~ 15:54