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【スターツシニア】レジェンド達によるトークイベントを開催

2015年06月10日

倉本会長はじめベテランシニアプロがトークショに参加

茨城県笠間市にあるスターツ笠間GCで12日より「第16回スターツシニアゴルフトーナメント」が行われます。大会本番を控え、茨城の笠間市内で「トークイベント」が開催されました。PGA会長の倉本昌弘をはじめ、青木功、中嶋常幸、尾崎直道、芹澤信雄、池内信治(大会ディフェンディングチャンピオン)といったベテランプロの絶妙なトークに、会場に居合わせた全員が魅了されました。

勢ぞろいしたスター選手たちに会場は大きな歓声に沸いた

出場選手を代表してイベントに参加したのは、スーパースター級のシニアの選手たち。今年も大会を盛り上げるスターツシニアの顔になる選手6名だ。笠間市にあるショッピングセンターで行われたイベントには、早い時間から前列を確保している熱烈なゴルフファンもいて、トークショーが始まるころには200名を数える賑やかなイベントになった。出場プロが檀上にあらわれると、上階にも響き渡るような大きな拍手が起こった。待ちに待ったシニアプレーヤー登場の瞬間だった。

池内は夢や目標を持ち続けて、昨年優勝を達成した

本戦は12日金曜から3日間開催される。ディフェンディングチャンピオンの池内信治は、大会の連覇を密かに狙っている。「練習ラウンドしましたが、コースのコンディションは最高でした。昨年優勝したイメージもまだ残っていますが、今年は憧れの青木プロと初日一緒の組み合わせだということで、もう痺れています(笑)。青木プロから『教えろ』だなんて言われたから、余計に緊張します。いろんな経験値を大切にして、今年は新人の気持ちでいようと思います」と笑顔を見せた。連覇のチャンスがあるのは、池内だけだ。今日池内は、レジェンドプロと言われる先輩プロ達と同じステージに並ぶことができた。そして今週は、新しい気持ちを持って大会に挑む。

話題が豊富で、笑いの絶えないシニア選手たち

PGA会長を務めながら、選手としても活躍をみせる倉本。今日は練習ラウンドの日だったが、シニアツアーの営業も終えてきたところだという。「スポンサーさんに、青木さんや中嶋さんの名前を伝えると、それはいい!とみなさん嬉しそうに興味を示してくれます。だから、来年もいい試合が増えるかもしれません。シニアは人気の大会なんですね」。観客からは大きな拍手が起こった。中嶋がさらに話を盛り上げる。「ぜひ試合を観に来てください。会場でお会いしたら『頑張って』じゃなくて、『トークショーに行きました!』って声をかけてくださいね。我々の笑顔がもれなくついてきます(笑)。シニア選手との距離感を楽しんでもらいたいです」。試合の内外をきっちり楽しむ、自称日本で一番若い60歳の中嶋だ。

豪華!永久シード選手が揃います

「今日はめったにできないけど、みんなで青木さんをいじろうと思って(笑)」と中嶋がけん制。青木は常に話の中心になる。それでも、レジェンドを代表してこう伝える。「若い世代にもプレーを通じて、目標になるゴルファーでありたい。私はそういう位置づけだと思っています。一緒に回る仲間にも迷惑をかけないようにね。そして、楽しみながらゴルフが出来て、健康でいられればそれでいいと思ってる」。青木節に、回りのプロ達もうなずいた。倉本が続く。「青木さんのように、シニアツアーの選手たちはみんな元気なんです。大きな声でしゃべる、よく歩く、お日様に当るって、健康にいい最高のスポーツ。歩きながら頭を使うんですね。足し算、引き算とね。だけど、コースでメモみながらたまに間違えちゃったりして(笑)。ほんとうに楽しいツアーです」。シニア選手の元気の秘訣は、ゴルフを続けることにあるようだ。

「青木さんが我々の目標です」と中嶋

選手たちは、本戦への意気込みを伝えた。芹澤が「この6人のメンバーの中では1番になりたい」と堰を切ると、倉本は「隣の芹澤くんには負けない(笑)」とはっぱをかける。尾崎直が「この6人で最後の最後まで優勝争いをしたいよね」と、素晴らしいメンバーでの戦いに期待を込める。中嶋は「僕の役目は、スターツシニアが成功するようにすること(笑)。ね、僕が中央にいないとまずいでしょう」と笑いをさそう。そして青木の方を向いて「僕たちは、本当にいい仕事に出会えたましたよね。青木さんが我々の目標ですから!」と握手を交わした。最後に青木が話した。「このメンバー6人の中で、僕が優勝したら?そうだね、ここにいるメンバー全員に土下座でもしてもらおう!坊主(丸刈り)だよ、みんな(笑)。青木功ここにありでしょう!こうやってスターツシニアは楽しく素晴らしい大会ですから、会場に来ていただいて、シニアツアーの応援よろしくお願いします」と、たくさんの笑いをさそったトークショーになった。トークショーの最後に、6名の登壇プロによるサイン会が行われた。先着100名には色紙もプレゼント。サインを求める列は長く、予定時間を越えたファンサービスの時間となった。