集合写真
東日本大震災復興支援スポーツイベント「エンジョイゴルフ イン 福島!」が11月2日、3日の両日、福島県二本松市の安達太良(あだたら)カントリークラブで開催されました。このイベントは、今年6月に開催された日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯から選手に支払われた賞金の一部が、東日本大震災復興支援の為、報知社会福祉事業団に寄付されたことにより実現したもので、報知社会福祉事業団は、その寄附金の利用方法として、福島地区の子供達にゴルフを通して元気になって欲しいとの思いから、PGAと共同主催によるジュニアゴルフイベントを開催することになりました。
プロと記念撮影
ジュニアゴルフイベントの内容は、福島県内の小学生と保護者を無料でコースに招待し、ゴルフ未体験者の子供達に対しては、スナッグゴルフを使ったレッスンからゴルフクラブを使ったラウンド体験、そして経験者の子供達に対しては練習場での打撃練習からラウンドレッスン、また、保護者にはスナッグゴルフを体験してもらいました。指導にあたったのは専門指導員(ティーチングプロの先生)と地元福島県で活動するプロで、地元の二本松市を中心に、小学生、保護者を合わせ、延べ100人以上が参加をいたしました。
スナッグで楽しむ
第1日目は、スナッグゴルフの体験です。プラスティック製のクラブと、テニスボールに似たボールを使用し、地元福島のプロゴルファーから指導を受け、汗を流しました。保護者もスナッグゴルフに初挑戦。実際のコース内を使用したミニラウンド体験では、広大なゴルフ場で体全体を使い文字通りゴルフを体感しました。
スナッグゴルフ体験
昼食は、子供達と保護者、プロも一緒です。食事の和やかな場を通してプロとのコミュニケーションを深め、保護者もプロへ質問するなど交流を深めました。子供達は、おいしい食事を沢山いただき元気が倍増したようです。ゴルフ場のレストラン関係者の皆様には大変お世話になりました。
ゴルフ体験
第2日目は、本物のゴルフクラブを使ってのレッスンです。前日とは一転、肌寒い天気となりましたが、経験者も初めてゴルフクラブを持つ子供も指導者の言葉にみみを傾け熱心にクラブを振っていました。初めてゴルフを経験した子供は、「最初は空振りしたりして難しかったけど、最後は遠くまで飛ぶようになった」と喜んでいました。
倉本会長デモ
午後には、倉本会長が1200km以上離れた広島より駆けつけてくれました。倉本会長は、前日に行われた日本シニアオープンで優勝を決めたことから、今回のサプライズでの登場には保護者も驚いていました。さらに急遽デモショットを披露、様々な種類のショットにみんな大歓声を上げて喜んでいました。
閉会式
閉会式では、こんどは子供達からのサプライズです。倉本会長へ花束のプレゼント。倉本会長は全員からのサインに応え、子供達も保護者も大満足の表情でした。