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コンプライアンス

【昨年の不祥事に関する第三者委員会の設置について】

2014年02月10日

 昨年、当協会の現職の副会長、理事が暴力団関係者と交際するという不祥事が発生し、ゴルフファンの皆様にご心配をおかけいたしましたことを、改めてお詫び申し上げます。 当協会では、この不祥事に対して、顧問弁護士兼コンプライアンス委員長ならびに監事2名(弁護士・公認会計士)で構成される調査委員会により、事実関係の調査を行い、その調査結果に基づいて懲罰諮問委員会において懲罰の検討を行い、最終的に理事会において両名に対して「退会処分」の懲罰を課すことを決定いたしました。 その後、当協会の監督行政庁である内閣府公益認定等委員会より、事案の内容に鑑み、内部調査委員会ではなく第三者による調査を行うべきではなかったかとのご指摘がありました。 この点、当協会といたしましては、今回のような反社会的勢力との関係などの不祥事については、迅速な調査と早期の処分が望ましいと考えたことと上記3委員の専門性及び職務経歴等に鑑み、内部調査委員会の方式を採用したものでした。 しかしながら、公益認定等委員会の上記ご指摘を踏まえ当協会において検討を行った結果、現時点において、本件の重大性と公益社団法人の公益性に鑑みて、調査委員会の調査について独立・公正な第三者による検証を経るべく、第三者委員会による客観的な検証を受けることを決定いたしました。 なお、今回設置した第三者委員会は、事実関係それ自体を改めて調査し直すものではなく、調査委員会による調査の適正を検証するものですが(もちろんそれに必要な事実関係の調査・確認は行うことになります。)、その検証の方法や委員の独立性については、日本弁護士連合会の「企業等不祥事における第三者委員会ガイドライン」に準拠したものとなっております。 そして、平成26年1月21日に行われた定例理事会において、当協会として第三者委員会の調査に全面的に協力することを決議しております。 第三者委員会の概要は以下の通りです。【第三者委員会委員】 委員長  矢田 次男弁護士(のぞみ総合法律事務所代表弁護士) 委 員  新穂  均弁護士(同事務所パートナー弁護士) 委 員  結城 大輔弁護士(同事務所パートナー弁護士)【検証スケジュール】 検証結果は平成26年2月20日ころまでに取りまとめていただくこととしており、同月24日に行われる当協会の定時社員総会で報告の後、当協会のホームページにて検証報告書を公開いたします。