森会長より認定証が手渡されました
プロテスト合格者を対象にした「PGA入会セミナー」が、12月16日から20日の5日間、世界貿易センタービル(東京)にて行われました。セミナー最終日の20日には、PGA森会長より受講者に1人ずつ認定証が手渡され、PGAトーナメントプレーヤー会員として入会を果たしました。20日付で入会した会員は、プロゴルファーとして新たなスタートを切ります。
真剣にセミナーを受講しています
朝9時から夕方の7時まで、筆記・面接を含む全講義17科目を5日間に詰め込んだ、入会セミナー。そのセミナーを受講することが義務付けられています。講義内容の中には、社会人として身につけておかなければならない礼儀作法からはじまり、ゴルフ法学、ゴルフの歴史といった知識についての講義まで幅広く用意されています。
認定証と会員証を手に入れました
セミナーの最後、1人1人にPGA森会長から認定証が手渡され、ようやく会員であるという自覚がわいてきたようです。終了後、同期の仲間との別れを惜しみながら、それぞれが新しいスタートを切りました。ツアーで活躍するという目標を掲げる会員も多くいます。その中で、高い向上心やしっかりとした社交性を備えたプロゴルファーとして、今後より一層の活躍を願います。◆ 新人トーナメントプレーヤー会員 ◆
小袋 秀人 (戸塚CC)JGAのナショナルチームでお世話になった白木先生のコンディショニング講義は、いつ聞いてもためになる内容です。トップアスリートとして活躍されている先輩方の強さには、プロとして努力を続ける姿、そして強い向上心があるという話も非常に参考になりました。ジャンボ尾崎さんや、G・ノーマンさんのプロ意識、そして、先日のQTファイナルの選手ガイダンスでご一緒させていただいた室田さんのプロの姿勢・・・そういう話から学ぶべきことがたくさんあります。いつも自分の中で、問題提起をしていれば、どんな質問されても、スマートに表現できるようになる。そんなプロゴルファーとして、自分を確立していこうと思いました。目指すところは、まずシード選手としてトーナメントに参加し、アメリカという世界のステージで活躍したいです。
石川 元樹 (堺CC)プロ入りまで、時間がかかりましたが、ようやくスタートラインに立つことができました。講習会では、これからのゴルフ界の話が印象に残りました。これからは、プロという職業で見られることが多くなります。ゴルフの技術や知識以外でも、学ぶことが必要だということを伝えていただきました。また、ゴルフ心理学という講義を通じて、いままで知らなかったメンタルとスポーツの関係も興味深かったです。色々な考え方に触れることができ、充実したセミナーだったと思います。姉もプロゴルファー(沙織さん)ということもあり、家族でもプロ意識が高く持てるかなと思います。これから長いプロゴルファー人生で、賞金を稼げる選手になりたいですね。
田村 尚之 (呉CC)長いセミナー受講でしたが、有意義な時間でした。「プロ意識」を植え付ける内容が多かったです。ひとつのトレーニングでも「プロ意識」を高めることができる。会員証を手にしたら、ようやくプロと実感するんでしょうね。プロテスト後、QTも受験しましたが1打差でファイナルには行けませんでした。実は、11月上旬に大きな手術をして以来、まだクラブを握っていませんが、年内に1度プレーしてみて、術後の回復を確かめるつもりです。今は、来年3月から始まるシニアツアーの予選会に照準を合わせています。アマチュア時代には、1月から3月は練習はしていなかったのですが、プロゴルファーになりましたし、これからはしっかりとトレーニングも積みます。 50歳からのプロ転身は、会社も応援してくれています(ダイクレ所属)。プロゴルファーとして外に出ることも増えますから、これからは営業の仕事にも邁進します。そして、シニアツアーでの活躍を目指します。