半田会長(左)と優勝の菅原洋一選手
ISPSグローイングシニアオープン第4戦の最終ラウンドが9日、茨城にある雲雀ゴルフ倶楽部にて行われた。初日7アンダーでトップの青木佐登司(53)が、この日スコアを2つ伸ばして通算9アンダー。また、菅原洋一(51)もこの日66のベストスコアをマークし、通算9アンダーでトップに並びプレーオフへ。1ホール目で青木はボギー、菅原がパーパットを決め、シニア初優勝となった。
最終日も、上位陣は混戦模様。初日トップの青木は前半9ホールで3バーディ1ボギーと順調にスコアを伸ばし、後半もこのまま調子をキープ、優勝へのリードを許したかに見えた。一方で、菅原は前半ハーフを終え、スコアを伸ばせずに首位との大差に半ば優勝をあきらめていたが、後半は猛チャージ。あがってみれば7バーディ1ボギーとトップの青木をとらえてプレーオフへ持ち込んだ。最終同組でプレーしていた2人が、まさかのプレーオフという展開・・・。1ホール目の緊張感ある中、菅原がパー、青木はボギー。菅原が安定したプレーで、このプレーオフの決着をつけたのだった。優勝の菅原には、賞金50万円が贈られた。菅原は1994年岐阜オープン以来の嬉しい優勝となった。
菅原洋一
◇ 優勝・菅原洋一選手コメント ◇「ホールアウトした直後、てっきり青木選手の優勝かと思っていて、まさかプレーオフの主役になるとは思ってもいなかったのです。今回宿泊している水戸市内のホテルの近くに水戸黄門様の銅像があって、毎日手を合わせてきていたのが良かったのかもしれない・・・今はそう思っています。この前の日本シニアオープンで、マルマンゴルフの小川さんや大内さんにパターの相談を持ちかけたんです。それで、その紹介されたパターを使ってみたらとフィーリングが良かったです。優勝は昔の岐阜オープン以来ですし、シニアは初優勝なので、嬉しい。最終戦となる第5戦、11月21日~22日のグレンモアが俄然楽しみになってきました。出場する限りは優勝を狙い、シニア1次予選免除を狙います」
青木佐登司
◇ 2位・青木佐登司選手コメント ◇「後半が1バーディ 1ボギーで昨日(昨日はイン31)とは違うゴルフをしてしまった。ショットは問題ないのですがバーディが取れなかったですね・・・最終戦は折角来たチャンスを次回は確実なものにする為、もっともっと練習をかさねます」
(左から)堀口プロ、伊藤プロ、アマチュア遠藤広樹様、青山プロ
ベストアマを獲得した小池敏夫選手(右)は青山薫選手より祝福を受ける
◇ 最終成績は こちら>>
◆第5戦(最終戦)の大会要項は こちら>> (PDF)◆