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ジュニア活動報告

2012PGAジュニアゴルファー育成プロジェクト 活動報告

2012年08月22日

奈良プロジェクト

PGAジュニアゴルファー育成プロジェクトとは、全国で活動するプロゴルファーが中心となり、ゴルフ未体験の子供達にゴルフの楽しさを伝えることを目的とした全国規模でのゴルフ普及活動で、1人でも多くの子供達にゴルフを好きになってもらいたいと企画されたものです。プロジェクトのポイントは、ゴルフ未体験の子供達へ確実に伝わる様に各地域の教育委員会のご協力を得ながら各小学校を通して案内書を配布していることです。これによりゴルフに興味があってもきっかけが作れない子供達に対して効果的な働きかけが可能となりました。そして、その波及効果として参加者の保護者が一緒にゴルフを始めるようになったケースもあり、その効果は子供だけに留まりません。今年からは保護者向けのプログラムも同時進行をすることとなり、更なる効果が期待させるところです。この活動は、これまで7つのエリアにて実施され、今年は奈良県、北海道、埼玉県にて実施いたしました。

全体での記念写真

◆ 奈良プロジェクト ◆主 催 社団法人 日本プロゴルフ協会後 援 奈良市期 日   (第1部)参加者数 第1ステップ 平成24年5月26日(土) 46名       第2ステップ 平成24年5月27日(日) 48名       第3ステップ 平成24年6月 3日(日) 41名       (第2部)       第1・2ステップ 平成24年8月30日(木) 17名       第3ステップ 平成24年8月31日(金) 17名会 場 奈良万葉カンツリー倶楽部対 象 奈良県の小学3年~4年生講 師 槇岡充浩(第1ステップチーフ) 野路文夫(第2・3ステップチーフ)     北野上知明 渋江茂 真庭利明 倉本学 木本利美 宮武数行 大塚季之     川上知人 白倉渉平 中島康雄協力してくださった地元プロのプロフィールはこちらです>>レッスン活動場所等をご案内しています。2012年最初の開催エリアは奈良市です。小学3~4年生を対象とした3日間のプログラムが無事終了しました。今回の募集では、定員50名に対し89名の申込があったため、抽選にて参加者を決定することとなりました。しかし、せっかくの申し出なので、全員に応えてあげたいとの思いから、抽選漏れとなった子供達を対象に夏休みの期間を利用して同じプログラムを急遽実施することとを決定しました。そして今年のプロジェクトから保護者向けのプログラムが加わり、親子でゴルフを楽しむ企画へと変更をしました。参加した保護者からは「ゴルフ場に来る機会は一生ないと思っていましたが、貴重な体験をさせていただきました」と初めてのゴルフ場を満喫していました。

第1ステップラウンド風景保護者も一緒に
第1ステップ(スナッグゴルフ講習会・子供達の参加人数46名)槇岡プロがチーフとなった第1ステップはスナッグゴルフを使った講習会です。地元のプロ5名の協力により体験会はスムースに進行していきました。槇岡プロの「いち、にぃ、さん」の掛け声に子供達の打ったボールは弧を描きながら遠くへ・・・。そしてはじめてゴルフをしているお母さんの姿を見た子供は「母さんめっちゃ飛んだじゃん」と・・・。お母さんを尊敬しなおした様子でした。後半はスナッグゴルフを使ったラウンド体験。2チームに分かれた団体戦形式でのラウンドは大盛り上がりでした。

第2ステップ第2ステップ
第2ステップ(ゴルフ練習・子供達の参加人数48名)第2ステップはスナッグゴルフから本物のクラブに持ち替えた本格的なゴルフ練習です。チーフは槇岡プロから野路プロに代わり、小さなスイングから少しずつスイングを大きくしていく練習方法によって子供達はみるみる上手になっていきました。最後に野路プロからドライバーを練習してみましょうとの掛け声に子供達からは「イぇー」と大きな歓声があがりました。やはり子供達も飛ばすことにはとても魅力を感じているのだと改めて感じさせられました。

第3ステップ第3ステップ
第3ステップ(ラウンド体験・41名)第3ステップはゴルフ場でのラウンド体験です。初めて体験する広大なコースを目の前にした子供達はコース内を走り回り、ゴルフプレーというよりもゴルフ場を楽しんだといった感じでしたが、いざボールを目の前にすると真剣にクラブを振る姿が見受けられました。全体的に大振りが目立ち、なかなかクラブにボールに当たらない場面が多かったのですが、子供達は元気いっぱいラウンドを楽しみました。

楽しく記念撮影

写真は、お母さん同士が今回のイベントで初めて知り合ったそうです。同じ市内でも異なった小学校に通う子供の家族ということでしたが、相互でのコミュニケーションが図れたようでした。お母さんからは「親も体験できると聞いて子供を参加させました。テレビでは見るんですけどやったことなかったものですから・・・。ゴルフ場は敷居が高いのでなかなか行く機会がないのですが今回は貴重な体験をさせてもらいました。ただ続けるには道具とか場所とかが分からないんですよね・・・。」ゴルフ界では必ず話題となる3つのテーマ「場所、人、道具」更なる情報発信が必要ではないかと感じた会場でした。◆ 北海道プロジェクト ◆主  催:社団法人日本プロゴルフ協会後  援:北海道教育委員会・苫小牧市教育委員会会  場:苫小牧市緑ヶ丘総合運動公園・エミナゴルフクラブ期  日:3・4年生の部参加者数  第1ステップ 平成24年6月30日(土)  32名         第2ステップ        7月 7日(土)  31名        第3ステップ        7月14日(土)  30名      5・6年生の部        第1ステップ 平成24年7月 1日(日)  22名         第2ステップ        7月 8日(日)  21名        第3ステップ        7月15日(日)  20名対  象:北海道の小学生(3~6年生)参 加 費:無料講  師:槇岡充浩(第1ステップチーフ) 野路文夫(第2・3ステップチーフ)     橋立幸宏 安田有志 野間建至 鴨林猛徳 久保超路 大塚泰三 後藤満吉     門 暢明 松井 康 上本兼史 高本良一 武藤和貴 協力してくださった地元プロのプロフィールはこちらですレッスン活動場所をご案内しています。2012年第2回目の開催エリアは北の大地北海道・苫小牧市がその会場となりました。第1ステップは、苫小牧市緑ヶ丘総合運動公園の陸上競技場が舞台です。スポーツ本番を迎えたこの時期は、野球やテニスなど楽しむ市民で賑う中、陸上競技場を借りての体験会となりました。トラックの中の芝生の部分を利用してのスナッグゴルフ体験会となり保護者も一緒にゴルフを楽しみました。第2ステップと第3ステップはエミナゴルフクラブが舞台。過去にはプロゴルフトーナメントも多数開催された素晴らしいコースです。子供たちに初めてゴルフ場を来た感想を求めたところ、「パークゴルフ場より広い」とパークゴルフが盛んな北海道らしさの反応に驚かされました。また、2009年恵庭カントリーで実施した日本プロカップヌードル杯で行ったゴルフ体験会での参加者が今回プロジェクトに参加しており、これまでPGAで行ってきた体験会が実を結びつつある状況を実感できた会場でした。

3.4年全体写真スナッグゴルフ熱血指導
◆ 埼玉プロジェクト ◆主  催:社団法人日本プロゴルフ協会後  援:狭山市教育委員会会  場:堀兼上赤坂公園・日高カントリークラブ期  日:3・4年生の部参加者数 第1ステップ 平成24年8月11日(土)  53名        第2ステップ        8月16日(木)  53名       第3ステップ        8月21日(火)  51名     5・6年生の部       第1ステップ 平成24年8月12日(日)  32名        第2ステップ        8月17日(金)  36名       第3ステップ        8月22日(水)  37名対  象:埼玉県の小学生(3~6年生)参 加 費:無料講  師:槇岡充浩(第1ステップチーフ) 西海英世(第2・3ステップチーフ)      船渡川育宏 荒能吉輝 宮崎 隆 堀 秀夫 永井昭夫 渡辺三男 岡田 誠      南堅 悦  阿部一元 須崎平吉 高橋誠一 馬場正行 加藤悦男協力してくださった地元プロのプロフィールはこちらですレッスン活動場所をご案内しています。2012年最後の開催エリアは埼玉県狭山市が会場となりました。第1ステップは、市内の堀兼上赤坂公園が舞台です。この会場は、サッカーフィールドを取り囲むように森が残され、その森の中には遊歩道もあり、市民が自由に散策できる自然豊かな会場です。集まった子供達とその保護者は、サッカーフィールドの中の芝生の部分全面を利用してスナッグゴルフを楽しみました。第2ステップと第3ステップは日高カントリークラブが舞台。フラットな地形に27ホールが匠に配置されたゴルファーにとってあこがれのコースです。保護者の方からは「教え方がとても参考になりました。孫には自己流で教えていたのですが、もう少し早くこんなレッスン方法を知ってたらもっと優しく教えることが出来たと思います」と指導法に関心をした様子でした。

全体写真グリップ練習西海プロ指導