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ゴルフ普及・地域貢献 お知らせ

【グリーンティーチャリティ活動】集められた義援金約4700万円を寄付

2011年12月27日

(左)報知新聞社岸洋人代表取締役社長へPGA松井功会長が義援金を贈呈

今年3月、未曾有の大災害となった東日本大震災への被災地復興支援の為、PGAでは各種の活動を実施してまいりました。この度、会員の善意で集まりました義援金約2300万円を日本赤十字社へ、また、PGAイベントで集められた大会チャリティや台北市のゴルフ体育基金を合わせた金額約2300万円が、報知社会福祉事業団を通じて寄付され、復興支援に役立てられます。今回の震災は、被災地域が広く、被災者も膨大な数となりました。合わせて、福島原発の放射能問題も浮上したことから、人類にとって、ほとんど経験がないことに直面しています。社会の一員としての個人活動はもとより、PGAというスポーツ団体を通じて、被災地の復興にできる限りのサポートがどこまでできるかと手探りの状態で始まりました。

(右)日本赤十字社大塚義治副社長へ義援金の目録が手渡された

PGAには現在約5000名の会員が在籍しておりますが、個々の協力が大きな力になると思い、震災発生後まもなくして、全会員に義援金への協力を呼びかけました。集まった義援金口座には、日本赤十字社へ23,635,717円の寄付金となって、一致団結するというスポーツマンシップ精神の下、支え合う暖かい気持ちも併せ、PGA松井会長から日本赤十字社の大塚義治副社長へ伝えていただきました。

大塚副社長より「ゴルフでお世話になった分、ゴルフで恩返しをしようする考えのプロゴルファーがいらっしゃるということ、大変感謝いたします。スポーツは前向きな明るさを感じる活動で、気持ちが落ち込んでいる環境では、ひとつの活躍が大事な励ましになる。あらゆるジャンルのスポーツ選手が一致団結した姿が随所に見られ、大変励まされました」と、国民スポーツの明るさが、被災地の支援に役立つ姿が現地にはあるという報告に、一同胸を撫で下ろしました。プロスポーツの秘めたる強い力が、活力となって人々に影響を与えていたのです。

報知社会福祉事業団を通じ、被災地の復興に役立ちますように

また、シニアツアーをはじめ、PGAが主催、管理する全ての競技において、賞金の10%が震災復興支援への寄付で集まり、各大会でも、チャリティイベントが実施され、トッププロも多数協力していただきました。中でも、台北市何國華ゴルフ体育基金からの募金は、台湾で活躍するトッププロによるチャリティイベントでの寄付金でした。その遠方からの支援の熱い思いが、日本のPGA及びLPGAへ届けられました。このような活動で集まりました23,851,789円という寄付金が、本日、報知社会福祉事業団へと寄付されました。松井会長は「先日被災地である陸前高田を訪れ、簡単に復興できないことは実感としてあります。プロスポーツの組織としては、長期戦略で少なくとも3年はサポートしたいという思いです。会員の皆さまからの暖かい気持ちを受け、その気持ちを届ける義務が我々にはあります」と団体としての役目を伝え、引き続きグリーンティーチャリティの活動を継続し、被災地に復興の為の後方支援を続けていきます。◆◇◆ 2011年度PGAグリーン・ティー・チャリティの詳細は こちら(PDF)>>