(左より)青山プロと新関プロ
14日(木)、避難している小学校の子供達とスナッグゴルフを楽しんできました。新関善美プロと(筆者である)私青山薫が指導することが出来ました。「慰問」とか、「ボランティア」とか、「スナッグゴルフ」を教えるとかでは無く、子供たちと一緒に笑い、遊んできました。事前に、避難所のNPO法人の担当の方に連絡を入れ、決まった時間の中でしか活動ができませんでしたが、子供達は汗を拭きながら、目一杯動き回っていたのが嬉しく、心の中で「そうだ!元気に頑張れ!!!」とエールを送りました。子供の一人が私の腕を取り、「お父さん・・・ゴルフが大好きだったんだよ!!」・・・・・と笑顔で話しかけてきた時、直ぐに返す言葉が見つからず絶句してしまい、「そうか~~、じゃあ、お父さんの分まで飛ばしこい!!」と言うのがやっとでしたが、「うん!!」と元気に走りだした姿に救われた気持ちでした。震災から4カ月が経ち、石巻の市街地の「がれき」もかなり撤去され(沿岸部はまだまだ進んで無い)普段の生活に戻りつつありますが、子供たちの心が普段の心に戻る日が一日も早く来る事を祈らずにはいられませんでした。蛇田小学校の体育館は避難所になっていて、まだ多くの方が生活しています。新関プロとPGAから送られた「日清カップヌードル」を持って、その避難所を訪れ担当の方に渡してきました。避難所では、「やっと昨日(7月13日)扇風機が入ったんですよ」と、喜んでいたのですが、よく見ると、大型扇風機が二階の通路に4機あるだけでした。帰り際、子供たちが「今度、いつ来るの??」「ね~ね~いつ?」の言葉に明確な返事が出来ず、笑って誤魔化した自分の無力さを痛感した一日でした。新関プロも、津波で車を流され被災したのにも関わらず、ボランティアに参加して頂き、本当にありがとうございました。
ゴルフ普及・地域貢献
石巻市蛇田小学校でスナッグゴルフ体験
2011年07月27日