未曾有の大災害となりました東日本大震災でお亡くなりになられた方がたならびに、ご遺族の皆様に深く哀悼の意を表しますとともに、被災地の皆様に心よりお見舞い申し上げます。今回の震災は被災地が広範囲に及び、被災者も過去に例を見ないほど膨大な数に上っており、復興にかかる労力も莫大なものになることが予想され、我々プロゴルファーも社会の一員として、被災地の一日も早い復興のため、できる限りのことをしていかなければならないと思っております。震災後に実施したPGAの取み組み及び、現時点で実施が予定されている復興支援への取り組みは以下の通りとなっています。更に、今後も短期・長期的な復興支援策を検討し、実施して参りたいと思っています。末尾になりましたが、被災地の皆様が一日も早く安心して生活できるようになりますことを、心からお祈り申し上げます。
社団法人日本プロゴルフ協会会 長 松 井 功
◎災害対策本部の設置 3月14日に吽野良昭専務理事を本部長とした災害対策本部をPGA事務局内部に設置し、会員の安否確認を行うと共に、復興支援 策の策定などを検討。◎会員の安否情報について 現時点で犠牲となった会員は0名 特に揺れの大きかった地域及び津波被害のあった地域に在住の会員375名の安否確認を行った結果、現時点で確認が取れていない 会員数は4名(茨城県石岡市、稲敷郡、下妻郡、千葉県成田市 各1名)となっています。 尚、福島県、宮城県、岩手県で特に被害の大きかった地域に在住していた会員については、全員の無事が確認されています。◎復興支援への取組み(3月31日現在) ・3月14日の理事会において、PGAとして義援金を寄付することを決定。500万円を日本赤十字社を通じて寄付する。 ・全会員(約5千名)に義援金の協力依頼を送付。 ・日本プロ、シニアツアー競技をはじめ、PGAが関係する全ての競技において、賞金の一部を義援金として寄付する。 ・各競技会場において募金活動を実施。