社団法人日本プロゴルフ協会（PGA）は、１１月１１日（火）、若洲ゴルフリンクス（東京都江東区）にて「PGA HANDA CUP・フィランスロピー障害者ゴルフ大会」（協賛：特定非営利活動法人 日本ブラインドゴルフ振興協会）を開催しました。本大会は、上肢障害、下肢障害、聴覚障害、視覚障害（全盲、弱視）、片麻痺障害、内部障害の計７部門に分けられ、総勢９２名が参加して行われました。各組にはプロゴルファー（PGA会員）が同伴し、参加者はゴルフの楽しさや技術的な指導を受けながら、思い思いにラウンドを楽しんでいました。
視覚障害部門で出場した参加者は、「今日は調子が悪く、球が全然当たらなかったのですが、一緒に帯同していただいたプロがバックスイングの方法や、バンカーからの打ち方など、とても丁寧に教えてくださいました。おかげで最後はいいスコアで回ることができました。また、今まで他の障害をお持ちの方と触れ合うことがなかったのですが、今回、聴覚障害の方と手を使ってコミュニケーションを計ったときには、”お互いに分かり合おうと思えば心が通じるんだ”ということを学びました。」とコメント。
競技終了後には、全出場者が参加しての表彰パーティが盛大に行われ、大会は成功裏に終了致しました。