松井功PGA会長(左)より石川選手の父・勝美氏へ会員証と認定証が授与された
社団法人日本プロゴルフ協会(PGA)は31日定例の理事会を都内で開催し、4月1日付けで石川遼選手のPGA入会を認めることを承認しました。
昨年5月のマンシングウェアオープンKSBカップに優勝した石川選手は、今年1月のプロ転向によりJGTOより2年間のシード権が認められたが、アマチュアのため賞金は獲得しておらず、PGAの規程でプロテストの実技免除が定められている「JGTツアー賞金ランキングシード」は獲得していないが、PGAの理事会では石川選手の実績を賞金ランキングシードと同等かそれ以上と評価し、石川選手からのPGA入会申請に対して、特例でのプロテスト免除を認め、4月1日付けでトーナメントプレーヤー会員として入会することを承認しました。また、理事会終了後に開催された記者発表では、石川選手に代わって列席した父 勝美氏が、松井会長よりPGA会員となった証である会員証と認定証を受け取りました。石川勝美氏からは「ゴルフの普及と社会貢献というPGAの理念に共感してPGAへの入会を決意した。4月1日からはPGAの名に恥じない活動をしていきたい。」との石川選手からのことづけが披露され、本人もプロゴルファーというプロスポーツ選手として活動していくという意思の表れと共に、将来的には何らかの社会貢献をしていきたいという純粋な気持ちで入会したと思う。これからプロゴルファーという新しい肩書きで活動していくにあたっては、初心を忘れないでほしいとの意見が述べられました。尚、石川選手の16歳6ヶ月15日でのPGA入会は、これまでの記録(山浦記義プロ)の16歳11ヶ月6日を約5ヶ月更新する最年少記録となり、平成生まれのPGA会員は石川選手が初となります。