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PGA Handa Cupフィランスロピーシニアトーナメント記者発表を実施

2007年08月28日

記者発表で挨拶をするPGA松井功会長(中央)、右は 国際スポーツ振興協会・半田晴久会長、左は小林旭選手



PGA名誉会員の小林旭選手がシニアツアーデビュー (社)日本プロゴルフ協会は8月21日(月)都内のホテルで、9月に行われる「PGA Handa Cupフィランスロピーシニアトーナメント」の記者発表を行った。記者発表には大会の特別協賛社である有限責任中間法人国際スポーツ振興協会(ISPS)の半田晴久会長、選手代表としてディフェンディングチャンピオンの尾崎健夫選手、昨年度のシニア賞金王・室田淳選手、そして、2月にPGAの名誉会員となり、この大会でプロとしてのシニアツアーデビューを飾る事となった小林旭選手が出席した。

シニアツアー最年長デビューとなる小林旭選手



 会見の席上、松井功会長は「この大会はゴルフを通じて社会貢献を大会主旨とし、もとはPGAが主催するレギュラーツアーとしてスタートしたが、2002年より仙台のビックライザックカントリー倶楽部の協力によりシニアツアーとして復活し、今回が第7回大会となるが、今年は国際スポーツ振興協会の協力をいただきシニアツアー史上最高の賞金総額1億円というビックな大会となった。国際スポーツ振興協会の半田会長にはとても感謝している。この大会はその主旨に鑑み、賞金総額の一部(10%)を各所に寄付する事となっており、公益法人として社会に貢献できることは大変うれしい事である。更にこの大会で小林旭選手がプロとしてシニアツアーデビューを飾るので、これからプロゴルフ界に力添えしてもらえると心強い。」と挨拶を行った。 大会に特別協賛する国際スポーツ振興協会の半田会長は、「これまで盲人ゴルフを19年間応援してきており、その経緯から女子のシニアに協賛してきたが、今回ゴルフを通じて社会貢献という大会主旨に共感し、この大会に協賛する事となった。シニアは往年の名プレーヤーと間近で接する事ができるのが大きな魅力だと思うので、この大会が大きな刺激となって男子シニアが活性化してくれれば大変うれしく思う。ゴルフを通じて色々なところに社会貢献できる事は大変名誉なことです。」と語った。    

健闘を誓い合う3人のプロ (左から室田淳、小林旭、尾崎健夫)



 この試合で念願のプロとしてのデビューを飾る事となった小林旭選手は、会見の途中で、以前アマチュアとしてシニアに出場した際に、小林選手の大ファンだという全盲のマッサージ師と出合ったエピソードを明かし、感極まって声を詰まらせる場面もあったが、「人間として生まれてきて、好きな事を極められたらとても幸せな事だと思い、何とか大好きなゴルフを極めよう、ゴルフにけじめをつけようとして、10年以上プロの世界にチャレンジしてきた。今回プロという名刺を頂戴できた事は光栄な事であり、なんとかプロの世界の役に立ちたいと思っている。試合に出るチャンスをもらえてありがたく思っているし、楽しみたいと思っている。」とその意気込みを語った。 また、記者発表に同席した室田、尾崎の両プロに対し、「試合が終ってみたら自分の方が上ということもあるかもよ。」と早くも先輩プロを牽制する場面も。