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シニアツアー

〔倉本招待イーグルゴルフ/1R〕イップスを克服しつつある岡茂洋雄と風のゴルフが得意な崔虎星が初日3アンダー首位

2026年08月13日
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今季シニア第5戦「第3回 倉本昌弘INVITATIONAL THE EAGLE GOLFシニアオープンチャリティートーナメント」の第1ラウンドが8月13日に北海道にある札幌ベイゴルフ倶楽部(6,848ヤード/ パー72)で行われ、レギュラー3勝、シニア2勝を挙げている崔虎星(52)とツアー未勝利の岡茂洋雄(57)が69ストロークの3アンダーで回り首位タイスタートを切った。首位1打差に岩本高志(51)、藤田寛之(57)、深堀圭一郎(57)、片山晋呉(53)、小林正則(50)が続いている。大会三連覇がかかる宮本勝昌(53)は2オーバー33位タイと好機を伺う。

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強風が吹き荒れた第1ラウンドで、広島出身、シニア8年目を迎える岡茂洋雄が大会初日に好調な滑り出しをみせた。

「実は、ずっと悩んでいたドライバーのイップスが改善してきたんです。それだけでも十分うれしいです」と話す。ラウンドを振り返れば、ボギーは1つ。4つのパー5では3つバーディ奪取に成功。風にあおられながらも、安定したアプローチが光り、スコアメイクにつなげることができた。

岡茂は「まだ完璧ではありませんが、以前は本当に打てなかったんです。ティーショットは3番ウッドで逃げるしかない状況でした。それが今日も17番ホールでドライバーを振れた。あれは本当にうれしかったですね。以前なら震えて絶対に打てませんでしたから」とイップス症状の脱却に光がさしている。

2年前に出場した大会では「当時は朝イチでドライバーが打てないのが恥ずかしくて、全部刻んで回っていました。今はドライバーを使って、自分の狙ったターゲットに打てるようになってきています」と手ごたえもあるという。

「正確に言うと、以前は練習場では100%のスピードで振れるのに、本番では60%以下まで落ちていました。極端な時は半分くらいのスピードになっていましたから。それが今は試合でも練習とほぼ同じスピードで振れるようになりました」と笑顔をみせる。

かれこれ10年はドライバーイップスの症状に悩まされてきた。これまでは打つ前に多くのチェック項目が頭をよぎっていたというが「余計なことは考えないこと。イップスの原因は脳の反射です」と分析。岡茂は「脳ではまた変な球が出るぞ、と思っているのに、実際に打つと出ない。だからちゃんと打てるじゃないかという体験を積み重ねられていることが大きい」と実感する。

イップスの克服には、同郷で仲の良い河井博大プロのアドバイスが大きいといい、「河井さん直伝ですよ。僕にとっては師匠。詳しくはあまり言えないのですが、あの人がいなかったら、ここまでのゴルフは出来なかった」と言葉をかみしめる。

岡茂は残り1日、相性の良いコースで堂々とドライバーショットを手にし、戦い抜くことを誓った。

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岡茂と首位に並んだのが、韓国出身の崔虎星。シニア入り後は毎年1勝ずつ積み上げていることもあり、存在感を醸し出している選手のひとりである。

強風の吹き荒れた一日だったが、4バーディ・1ボギーとスコアを伸ばしていたが「あがり3ホールも全部バーディチャンスだったのに、入れることができなかった。最後はアプローチミスも響いてしまったし」と肩を落とした。

それでも安定したゴルフにつながっているのは「風は好き。レギュラーで3回優勝したときは、ぜんぶ強風でしたから。だから今回の優勝争いは、私にとってはチャンスです」と怯むことはない。

すまいーだカップシニアから約2か月の間、崔は韓国シニアの試合には4試合出場し、優勝1回、2位1回、3位2回と好調をキープしているという。「北海道は涼しくていいですね。食事も美味しいですし、楽しんでいます」。虎視眈々と、崔はチャンスを伺っている。