NEWS
シニアツアー

〔すまいーだカップ/1R〕シニア3年目の飯田耕正は、ツアー練習場で技術を見て学びを生かし初日首位発進

2026年05月28日
Image

シニア3年目を迎える飯田耕正が、ツアー自己ベストとなる1イーグル・5バーディ・ボギーなしの「65」で回り、増田伸洋と並んで首位タイで滑り出した。

インスタートの飯田は、15番パー5で6メートルを沈めてイーグルを奪うなど前半5つ伸ばして折り返す。「いい感じで(スコアが)出来上がってきたので、ちょっと意識して硬くなっちゃいました」と後半のアウトは6番までパーを並べるが、7番、8番の連続バーディ。「すべていい感じで、大きなミスもなくうまくできすぎました」と白い歯をこぼした。2024年「マルハンカップ太平洋クラブシニア」第1ラウンドの「66」を上回る自己ベスト更新となった。

ラウンドを振り返ると「(スイングで)意識している部分がうまくいって、ほぼほぼ合格のショットが打てました」とスイングで意識していることで多くのチャンスメイクをし、大きなミスも生まなかったという。

スイングで意識しているポイントは明かさなかったが、「(シニアツアーは)練習場では素晴らしいショットを打つ人たちばかり。お手本ばかりです。その動きを観察して、いろいろ試しています」と、往年の名プレイヤーが集まるシニアの練習場で見て盗んだ技術がハマっている。

Image

「直接聞くまでの面識がないので、見て学べることがたくさんあります。できるできないは自分の問題ですけど、すごくいいショットを間近で、隣で見て学べるのはすごくいい場所でやらせていただいています。自分で打っているより、見ている時間の方が長いと思います」。シニア入りしてもまだまだ成長を続けられると目を輝かせる。

飯田は、16歳でゴルフを始めると、30歳になった2004年に25歳以上のアマチュアナンバー1を決める「日本ミッドアマ」を制するなど、長くトップアマとして活躍。「実力がなかったのでプロになるのが遅かった」と38歳でツアープレイヤーに転向。45歳のときにシニアツアー参戦を目指してPGAのプロテストに合格した。異色の経歴の持ち主だ。

Image

シニア1年目の24年は賞金ランキング20位でシード権を獲得するも、25年は52位で喪失。今年は予選会27位の資格で出場している。「出られる試合では密度濃く、上位に行ける回数を増やしていきたい」。今季は出場権が下りてきた初戦の「ノジマチャンピオンカップ箱根」は18位、「リョーマゴルフ 日高村オープン」は10位タイと着実に賞金を加算し、賞金ランキング32位につけている。

 「今まで以上に上位で、頑張りたいという気持ちはあります」。まだ初日が終わったばかりだが、リーダーボードの一番上に名前がある。「(今日の)前半、6ホールぐらいしか終わっていないのに硬くなっているようではまだまだだと思いますけど、自分なりに、コツコツと伸ばしていきたい。周りはすごい選手ばかりですからね」としっかり上位を見据える。そして今大会終了時点の賞金ランキング30位以内に付与される「日本シニアオープン」の出場権はマストの目標としている。

 今大会の主催は、大手不動産の飯田グループホールディングス。「このフィールドで飯田は僕だけなので、なんとかいいご縁でつながれるように、いいゴルフをあと2日間続けたいと思います」。

主催社にあやかって、飯田耕正が残り2日も“すこあいーだ”でいきたい。

Image