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　柳沢伸祐（５２）が華々しいスタートから、一転して崩れ、最後に持ち直す１日で、通算１０アンダーの３位タイに踏みとどまった。

決勝ラウンドでは、「エキサイティングフェアウェイ」を開催。当日、ギャラリー来場時に希望者を募り、抽選で数名が選ばれた。プレー中の選手と一緒に、１番ホールのフェアウェイを歩けるというイベントとなっている。近い距離でプレーを観戦できるほか、普段は聞けないシニアの面白い話もあったりと、ティーショットからグリーンまで同じ空間を過ごせるゴルフファンにとっては贅沢な時間になっている。

決勝ラウンドには、１４６ストローク、２オーバー５３位タイまでの６４名が進出しました。全選手は１番ホールからスタートして、最終組は１１時３０分にティーオフします。

　米山剛（５３）が通算９アンダーでマークセンとともに首位に並んだ。「今日はパターがめちゃくちゃ、入りました」と笑顔を見せる。「インタビュー取材があると思って」と、この日のプレー内容をメモしてくる余裕もみせた。

　プラヤド・マークセン（５２＝タイ）が６アンダー６６で回り、通算９アンダーで今季「定位置」の首位に並んだ。

　高橋勝成（６８）がエージシュート目前の３アンダー６９をマークして、通算５アンダーで６位につけた。「なりかけたね。エージシュートがちらちらしながらやってましたよ。結構いいゴルフができたと思う。後半、３メートルぐらいのチャンスが何回かあったんだけどね」と、ちょっと残念そう。それでも好スコアに満足そうな表情だった。

　「これが日本プロシニア、俺を忘れてもらっては困る」。通算6アンダーで４位に浮上した鈴木亨（５２）が気持ちよく笑った。

　廣田恭司（５２）が「ノーベル賞」効果？！で、５アンダー６７をマークして、自身ツアー初の首位発進した。

　川岸良兼（５１）が４アンダー６８で首位に１打差２位と好スタートを切った。「今日はパッティングがよかった。パーパットを全部入れた。もうピンチだらけ。どうしたんだってぐらい、パターが入った」と、一気にまくし立てた。