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  • 〔最終ラウンド〕劇的な逆転イーグルで崎山が大会連覇
    シニアツアー

    〔最終ラウンド〕劇的な逆転イーグルで崎山が大会連覇

    2016年05月15日

    すでにマークセンと尾崎直道が、6アンダーでホールアウトしている。崎山武志は、この時点で5アンダー。少なくともバーディでホールアウトして、プレーオフに加わりたいところだろう、とギャラリーも仲間のプロたちも想像していた。574ヤード、パー5。崎山は、自分が1打ビハインドだということは、当然、知っていた。「なんとか追いつきたいという気持ちでした」と言った。ティショットは、会心ではなかったけれど十分、許容範囲のフェアウエイ。そこからスプーンを取り出した。この日のピンの位置は、前日とは真逆で、グリーン左サイド。左から6ヤード、手前から22ヤード。しかしその手前にはバンカーがあり、さらに春望湖と呼ばれる大きな池が待ち受けている。2オンを狙うには、勇気と決断とショットの自信が必要だ。崎山は、もちろん果敢に2オン狙い。ボールが、グリーン右サイドに乗ってきたときには、ギャラリーからウオーという歓声があがった。

  • 〔最終ラウンド〕急浮上のマークセンは、宣言通りの上位フィニッシュ
    シニアツアー

    〔最終ラウンド〕急浮上のマークセンは、宣言通りの上位フィニッシュ

    2016年05月15日

    マークセンが、1、3、4番とバーディを獲って4アンダーとしたとき、まるで音もなく迫ってくる猛獣のような感じがした。やっぱり出てきたマークセン。5番でボギーを叩き、9番でバーディを撮り、4アンダーでターンしたとき、まだその時首位を走っていた奥田とは2打、3打と離れていた。それでも、マークセンの存在は不気味だった。ついこの間までレギュラーツアーで戦い、いまも戦っている。事実、この大会にでシニアデビューする直前まで、SMBCシンガポールオープン 、レオパレス21ミャンマーオープン、東建ホームメイトカップ、パナソニックオープン、中日クラウンズと戦っていたのである。

  • 〔最終ラウンド〕奥田バーディ6個奪取も終盤失速で4位
    シニアツアー

    〔最終ラウンド〕奥田バーディ6個奪取も終盤失速で4位

    2016年05月15日

    出だし1番が、ボギー。その後、3、4、5番と連続バーディで、5アンダー。さらに9番もバーディとして6アンダー。ここで首位タイに並んだ。後半に入って11番でもバーディで7アンダーで抜けだした。奥田に次いで5アンダーで尾崎直道、崎山武志。それにマークセンが続いた。

  • 〔最終ラウンド〕1打差2位の直道は「奇跡的なこと」
    シニアツアー

    〔最終ラウンド〕1打差2位の直道は「奇跡的なこと」

    2016年05月15日

    3日間、54ホールでボギーがわずかに2つ。「奇跡的なことですよ」と尾崎直道は語った。

  • 【KYORAKU CUP 2016・FR】 崎山が逆転イーグルを決めて大会連覇
    競技情報

    【KYORAKU CUP 2016・FR】 崎山が逆転イーグルを決めて大会連覇

    2016年05月15日

    崎山は山田道幸大会会長から優勝トロフィーが贈られた大会の最終ラウンドが15日に行なわれた。首位が目まぐるしく変わる混戦。先に、P・マークセン(50)と尾崎直道(59)がホールアウトし、通算6アンダーでプレーオフかと思われた。そこへ、最終組の崎山武志(53)が、18番ホールで15メートルのイーグルパットを決めて、涙の大逆転。ディフェンディングチャンピオンとしてタイトルを守り、シニア通算6勝目とした。今月26日から始まる全米プロシニアに向けて大きな足がかりとなった。◇大会特集ページは こちら>>◇賞金ランキングは こちら>>(PDF)

  • 〔第2ラウンド〕連覇を狙う崎山は首位と2打差の2位タイ
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕連覇を狙う崎山は首位と2打差の2位タイ

    2016年05月14日

    首位と2打差。通算5アンダーで2位タイにつけた崎山武志。試合前に「ディフェンディング・チャンピオンは、僕ひとりですから、連覇を狙うつもりで戦います」と語っていた。とはいえ、思い通りにいかないのがゴルフである。初日70。2日目の今日、少しでも上位に食い込みたい。その強い気持ちが、きっと3アンダーの69というスコアに結びついたのかも知れない。

  • 〔第2ラウンド〕溝口はシニア初優勝に向けて自分らしいゴルフを目指す
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕溝口はシニア初優勝に向けて自分らしいゴルフを目指す

    2016年05月14日

    溝口英二の今季のゴルフは、どこか達観しているように見える。細かい事にこだわらず,物事の本質を見通し、視野をできるだけ広く見ようとようとしている。「今日も3パットがなかったんですよ。昨日から。途中で、3パットしないゴルフをしようなんて目標にしちゃったりして、まあ、(上位争いは)手探りの状態ですけど、3パットしなければ、流れが悪くならないと思っているので、そうやってプレーしていたら、7番で5メートル、10番でも5メートル。あ、13番も同じくらいの距離でしたが、バーディがとれました。唯一のボギーは、15番ですが、ティショットを左バンカーに入れて、見たらアゴだったので、横に出すだけ。納得のボギーですね。どこか諦めというか、ミスしたり、しまったと思ったときに、自分でどう受け止めるかだと思うんです。去年は、そういう失敗を繰り返していました」

  • 〔第2ラウンド〕2年ぶりの優勝に向けて、加瀬が2打差を追いかける
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕2年ぶりの優勝に向けて、加瀬が2打差を追いかける

    2016年05月14日

    首位の溝口英二とは、2打差の2位タイにつけた。「(最終日は)追われるよりは、追うほうがあってる」と加瀬が言った。3、11、13番と3つのバーディ。けれども「ショットは、良かったですよ。ドライバーも昨日の感覚がずと続いていたし……。(トップとの)2打差は、ちょうどいいと思いたいですね」という加瀬は、18番、パー5で唯一のボギーを叩いた。

  • 〔第2ラウンド〕4位の奥田がコースと格闘した長い1日
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕4位の奥田がコースと格闘した長い1日

    2016年05月14日

    8番ホールで叩いたボギー。あとはずっとスコアカード通りのパープレー。尾崎直道も1バーディ、1ボギーと16ホールがパープレーだったけれど、奥田靖己は、17ホールがパープレー。そのスコアカードに表す数字の裏側には、見えない格闘があるはずだ。

  • 〔第2ラウンド〕直道にはもどかしいムービングサタデー
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕直道にはもどかしいムービングサタデー

    2016年05月14日

    前半の9ホール。尾崎直道のスコアカードに、パープレーが続く。初日70の2アンダーで回り、2日目の今日、一気に首位との差を縮めなければならないムービングデー。ところが、肝心のパッティングが、決まってくれない。

  • 〔第2ラウンド〕倉本、飯合らが駆けつけたチャリティーサイン会
    シニアツアー

    〔第2ラウンド〕倉本、飯合らが駆けつけたチャリティーサイン会

    2016年05月14日

    大会でなにかできることを、と今年は14日(土)、15日(日)の2日間、PGAチャリティーサイン会を開催する。行楽日和となった14日は、ホールアウトしてきた東聡、飯合肇、倉本昌弘、井戸木鴻樹、高見和宏という5名の出場プロがイベントに参加した。

  • 【KYORAKU CUP 2016・2R】 今出来ることを信じて、溝口が首位キープ
    競技情報

    【KYORAKU CUP 2016・2R】 今出来ることを信じて、溝口が首位キープ

    2016年05月14日

    溝口はシニア初優勝に向けてあと1日が待っている「KYORAKU MORE SURPRISE CUP 2016」の第2ラウンドが14日、三重県の涼仙ゴルフ倶楽部で行われた。コースには朝から風が吹き、硬いグリーンが待ち受ける難しい状況で、初日首位スタートの溝口英二(51)が、この日3バーディ1ボギーの70と着実にスコアを伸ばし、通算7アンダーで単独首位。シニア初優勝に向けて一歩近づいた。2打差2位には、大会ホストプロの1人である加瀬秀樹(56)とディフェンディングチャンピオンの崎山武志(53)が逆転を狙う。◇2R成績は こちら>>◇大会特集ページは こちら>>

  • 〔第1ラウンド〕初日首位スタートの溝口は前向きに、目標を持って挑む
    シニアツアー

    〔第1ラウンド〕初日首位スタートの溝口は前向きに、目標を持って挑む

    2016年05月13日

    一時は、2アンダーが7人、1アンダーが11人。イーブンパーが23人と、まさに大混戦の初日だった。コースに吹く風が、舞っていて読みにくい。ピンの位置は、全体的にグリーンの奥目。さらに、昨年までグリーンに載ったボールが弾かれるケースが多かった残像で、選手たちはタテの距離感に悩んでいた。そんな中、インの10番からスタートした溝口英二は、前半を1ボギー、2バーディの35。そして後半のアウトでは、ノーボギー、4アンダーで32。通算67の5アンダーで単独首位にたった。

  • 〔第1ラウンド〕2位と好発進の奥田「ゴルフを立て直して、コツコツとやる」
    シニアツアー

    〔第1ラウンド〕2位と好発進の奥田「ゴルフを立て直して、コツコツとやる」

    2016年05月13日

    奥田靖己は、スタート前から「シュン」としてたと語った。気合が入らないどころか、前向きな戦闘態勢になっていなかった。心が、どこか締りのない感じだったのだろう。「こういうときは丁寧に」という気持ちがむしろ災いになって、スタートホールでいきなり3パットのボギー。普通ならば、ここで今日は、ダメな日、何をやってもダメな日になるという悲観的なゲームをしがちである。

  • 〔第1ラウンド〕加瀬が去年とは精神的な安心感が違う理由。
    シニアツアー

    〔第1ラウンド〕加瀬が去年とは精神的な安心感が違う理由。

    2016年05月13日

    首位と2打差の3位スタートの加瀬のドライバーが、絶好調だ。その理由の一つが「いいドライバーに巡り会えた」ことだ。加瀬のスイング。そこから弾き出されるスピードやスイングの傾向とドライバーがマッチした。特に、アゲンスト風のときでも「昨年までだったらティを低くして低い球筋で攻めようとか考えてやっていたけれど、今回のは、なにもしないで、そのまま打っても風に負けないし、暴れないんですよ」と加瀬は言う。スピン量が加瀬の特性と合致したのだろう。