第12回いわさき白露シニアゴルフトーナメント
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シニアツアー
【いわさき白露シニア/FR】シニアルーキー飯田耕正が単独2位で賞金ランク51位→20位の大逆転!上位30人のシード決着で笑った人、そして泣いた人
2024年11月25日国内シニアツアーは「いわさき白露シニア」をもって全日程が終了し、来季の出場権が与えられる賞金ランキング30位以内のシード争いが決着。開幕前に550万円前後と予想していたボーダーラインは、30位の飯島宏明で558万7269円だった。 初シードを獲得したのは7人。シニアフル参戦1年目の選手では、虎さんこと崔虎星(韓国・賞金ランキング3位)をはじめ、すし石垣(15位)、飯田耕正(同20位)、山下和宏(同27位)、今野康晴(同28位)が上位30人に名を連ねた。そして、フル参戦2年目のサイモン・イエーツ(スコットランド・同23位)と、4年目の鹿志村光一(同24位)にとってはうれしい初シードとなった。
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【いわさき白露シニア/FR】絶対王者を破った塚田好宣の“夢”は海外ツアー転戦「藤田が頑張っているのを見て、また行きたいと思いました」
2024年11月24日国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」は、最終日にトップと1打差の2位タイからスタートした塚田好宣(55)が、4バーディ・1ボギーの「69」でトータル11アンダーまで伸ばし、逆転優勝を果たした。今季初勝利でシニアツアー通算4勝目。1打差のトータル10アンダー・2位にはシニアルーキーの飯田耕正、初日からトップを守っていた宮本勝昌(52)は「72」とスコアを伸ばせず、トータル9アンダーで3位に終わった。
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【いわさき白露シニア/速報】塚田好宣が3つスコアを伸ばして最終戦で逆転優勝!シニア通算4勝目 賞金ランキングシード30位が決定
2024年11月24日鹿児島にあるいぶすきゴルフクラブで11月24日に行われた今季シニアツアー最終戦「いわさき白露シニア」の最終ラウンド。トップ1打差2位からスタートした塚田好宣(55)がスコアを3つ伸ばし、首位の宮本勝昌(52)を逆転。大会初優勝を飾り、2023年コスモヘルスカップ以来、シニア通算4勝目を挙げた。「景色が綺麗なゴルフ場で、僕の好きなコースでもあります。最終戦で勝てて本当に嬉しい」と笑顔をのぞかせた。優勝賞金1000万円を獲得し、塚田は賞金ランキング10位で今季を終えた。シニア賞金王は宮本勝昌が2年連続でタイトルを獲得。今季シニアツアーの賞金ランキングも決定。来季ツアーのシード選手は飯島宏明の30位までとなり、賞金ランキング初シードは崔虎星(3位)、すし石垣(14位)、飯田耕正(20位)、サイモン・イエーツ(23位)、鹿志村光一(24位)、山下和宏(27位)、今野康晴(28位)の7名。賞金シードを復活させたのは伊澤利光(9位)、手嶋多一(12位)、谷口徹(26位)、白潟英純(29位)の4名。一方、悔しい賞金ランキングシード落ちは渡部光洋(31位)、久保勝美(36位)、東聡(37位)、山添昌良(38位)、桑原克典(40位)、清水洋一(41位)、野仲茂(42位)、佐藤えいち(43位)、デービッド・スメイル(50位)、崎山武志(52位)、細川和彦(56位)、高橋朋範(57位)の12名となった。2025年3月に行われるシニアツアー最終予選会(※)には、賞金ランキング50位までの選手に出場資格が付与される。51位以降の選手は来週から始まるシニアツアー2次予選会で上位通過を目指さねばならない。※PGA会員で前年度シニアツアー出場有資格者(③④⑤⑥⑪⑮保持者)については最終予選会から出場可能 ◆ 最新の賞金ランキングはこちら>>
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【いわさき白露シニア/2R】逆転シードの切り札は太眉ライン!? 飯島宏明は「とにかくパターが入って」6位タイにジャンプアップ
2024年11月23日22年大会のプレーオフで惜敗した飯島宏明がシード喪失の危機にある。鹿児島に乗り込んできたときの賞金ランキングは31位で、来季の出場権が与えられる30位以内からわずかにこぼれていた。シードを確定させるには100万円の上積みが必要で、それには今大会でトップ10が目安となる。初日は「70」で2アンダー・8位タイとまずまずのスタート。そして2日目は「68」と4つ伸ばし、トータル6アンダーは6位タイと順位を上げて明日の最終日を迎える。
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【いわさき白露シニア/2R】塚田好宣にとっては相性のいい九州「勝ってみたい試合」と前向きに首位1打差2位で最終ラウンドへ
2024年11月23日現在賞金ランキング24位、シニア6年目を迎えている塚田好宣(55)が6バーディ・1ボギーの5アンダー67で回り、通算8アンダーとして首位1打差につけている。塚田は今季全12試合に参加し、今季トップ10入りは福岡シニアオープンの4位タイが最高順位。ギアを上げきれないもどかしさもあるが、最終戦のいわさき白露シニアにはこれまで4度参戦し、最高順位は2021年の3位という実績も持ち合わせているので、最終日に挑む準備はできている。
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【いわさき白露シニア/2R】初シードが近づく『67』! 堺谷和将が初日33位→8位タイに浮上「ダメでも良くても泣かないで元気に帰ります」
2024年11月23日賞金ランキング30位以内には来季の出場権が与えられる。今季最終戦は残り1日を残すのみだが、そのシード争いも佳境を迎えている。なぜなら上位を見てみると、2位タイには飯田耕正(賞金ランキング51位)、4位タイには飯島宏明(同31位)、6位タイには山下和宏(同35位)、8位タイには今野康晴(同40位)と東聡(同41位)、14位タイには久保勝美(同33位)と篠崎紀夫(同37位)とシードの崖っぷちの選手たちがひしめいているからだ。 「今回はちょっと普通じゃないですよ。ビックリしましたよ。よりによって30位台と40位台の選手がね」とビクビクしていたのは、シードギリギリの賞金ランキング30位でこの最終戦を迎えた堺谷和将。初日は「73」の1オーバー・33位の滑り出しでライバルたちに置いていかれ、掴みかけていたシード権が少し遠ざかっていた。
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【いわさき白露シニア/2R】豪打復活の兼本貴司が海外メジャー“圏内”に急上昇 「メジャーは面白かったし出てみたい」
2024年11月23日国内シニアツアーの最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」は2日目の競技が終了。初日に5アンダーでトップに立っていた宮本勝昌がこの日も4つスコアを伸ばし、トータル9アンダーで単独首位を守った。1打差のトータル8アンダー・2位タイには塚田好宣と飯田耕正がつける。そして、初日は1アンダー・19位タイにいた飛ばし屋の兼本貴司が、1イーグル・5バーディ・2ボギーの「67」と5つスコアを伸ばし、飯島宏明と並んでトータル6アンダー・4位タイまで急浮上してきた。 今年は最終戦の前に、宮本の2年連続賞金王が決定。賞金ランキング30位以内のシード争いが白熱する中、来季の海外メジャー切符にも注目が集まる。賞金ランキング4位以内には、来年の「全米プロシニア」と「全米シニアオープン」の切符が与えられるのだ。
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【いわさき白露シニア/2R】4バーディ・ボギーフリーのゲームでスコアを伸ばした宮本が通算9アンダー首位、シニア7勝目にリーチ
2024年11月23日シニア最終戦「いわさき白露シニア」の第2ラウンド。初日5アンダー首位スタートの宮本勝昌(52)が4バーディ・ボギーフリーでスコアをさらに伸ばし、通算9アンダーとして連日首位の座についている。1打差8アンダー2位には塚田好宣(55)とシニアルーキー飯田耕正(50)の2名が続く。さらに2打差の6アンダーには兼本貴司(53)と飯島宏明(53)が勝機を伺っている。
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【いわさき白露シニア/1R】30代でプロ転向したルーキー飯田耕正 最終戦で自己ベストの4位タイ発進 残り2日間「積極的にいければ」
2024年11月23日今年2月に50歳の誕生日を迎え、3月の最終予選会で24位に入ってシニアツアーに参戦している飯田耕正。最終戦の初日は4バーディ・1ボギーの「69」で回り、3アンダー・4位タイと今シーズン最上位のスタートを切った。いぶすきゴルフクラブ名物の強風が吹くコンディションの中で「フェアウェイをとらえるティショットを多く打てて、比較的グリーンをとらえる回数も多かったので、大きなトラブルもなく最後まで何とかできました」と振り返る。 百戦錬磨の男たちが技を競い合うシニアツアーにおいて、飯田のプロとしてのキャリアは浅い。2004年、30歳のときに25歳以上のアマチュアゴルファーNo.1を決める「日本ミッドアマ」で優勝。06年にはJGAナショナルチーム入り。そこには東北福祉大2年の池田勇太や水城高校3年の永野竜太郎、のちにシニアツアーに参戦する田村尚之の名前も。12年、38歳のときに「いい選手と回るとすごい楽しい」とツアープレーヤーに転向し、レギュラーツアーでは13年「ミズノオープン」の31位タイが最高成績となっている。そして、19年に「PGA資格認定プロテスト」に合格し、45歳で名実ともにプロゴルファーとなった。社会人トップアマからプロになった選手では、前述の田村や寺西明がいる。田村はシニアツアー通算2勝。寺西は通算5勝で20年には賞金王のタイトルを獲得した。
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【いわさき白露シニア/1R】最終戦にして今季シニア初出場、日下部光隆が2位Tの好発進 キャディは中1の長男「恥ずかしいプレーをしたくない」
2024年11月22日昨年の「PGAシニアツアー予選会・2次予選会」で敗退し、今季のツアー出場権を持たない日下部光隆が、主催者推薦でこの最終戦に出場している。日下部にとっては今年初めてのシニアツアーで「仕上げ方も間違えてきて、本当に調子が悪くて」という状態で鹿児島に入ったが、初日は5バーディ・1ボギーの「68」の好スコアで、トップの宮本勝昌とは1打差の4アンダー・2位タイで滑り出した。 2018年にシニアデビュー。レギュラーツアー時代に通算3勝を挙げた実力者も、シニアでは優勝したことも、賞金ランキング30位以内に入ってシードを獲ったこともない。今年はシニア初出場で、昨年も4試合の出場にとどまっている。「シニアの中だと飛ばないわけでもないですし、『もっと、もっと』という気持ちが強すぎたのかな。ビッグスコアを出そうとしていた」と、ここまで上手くいかなかった原因を分析している。そこで今週は「ショットが悪いし、謙虚にいったのが良かった。一個一個パーを拾って、ボギーをなるべく打たないゴルフです。けっこういい所からセーフティに打ったショットがバーディにつながったりもして、いい流れをつかめました」と、コースマネジメントを替えたことが奏功した。
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【いわさき白露シニア/1R】今季未勝利ながらも賞金ランク8位につけているI・J・ジャン「最後は勝ちたい」
2024年11月22日今季は未勝利にも関わらず賞金ランキング8位の韓国出身I・J・ジャン(51)がシニア最終戦の第1ラウンドで6バーディ・2ボギーの4アンダー2位タイと好位置についている。バーディ発進を決め、フロントナインは3バーディ・1ボギーの34ストローク。ハーフターン後の10番をボギーにしてしまったが、その後はチャンスを作り続け3バーディを重ね34で回り、68は首位の宮本に1打差2位とスタートダッシュに成功している。「朝から風が強かったのですが、結構集中してできました。ティーショットが良かったので好スコアにつながりましたし、グリーンも早くて硬いのですが、パッティングもまあまあでした」と振り返る。安定したショットが、好スコアの流れを導き出しているのだ。
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【いわさき白露シニア/1R】自信を持って臨んだ前年覇者の宮本勝昌が5アンダーで首位と好発進でも「ゴルフの難しさを痛感した一日」と悔しがる
2024年11月22日シニア最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」の第1ラウンド。朝からだんだんと強く吹き始めてきた風は勢いを増し、最大で7メートルの風速を記録。緑豊かな開聞岳の麓で、選手たちは強風と難解なグリーンに苦しめられた。そんな中で好スタートを切ったのが、前年覇者の宮本勝昌(52)。この日は日大同期の横尾要と1つ上の兼本貴司というペアリング。3名ともプレーペースが速く、宮本にとっては良いリズムでプレーを進めることができたようだ。宮本はスタートホールをボギーにしてしまったが、直後の2番ではバーディで取り返す。4番で1つスコアを落としたが、すぐにバーディでバウンスバック。7、8番ではさらにバーディ数を伸ばして、前半を2アンダーでターン。後半は風も強まる中、耐えるプレーを強いられたが13、15、16番ではチャンスを生かして3バーディを奪取。計7つのバーディと2つのボギーは67の5アンダーで首位発進とスタートダッシュに成功。徹底したコースマネジメントが功を奏した。
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【いわさき白露シニア/1R】64歳の東聡が2差4位タイの好発進!賞金シード60代全滅危機に「俺じゃなくても誰かは入るよ(笑)」
2024年11月22日国内シニアツアー最終戦「いわさき白露シニアゴルフトーナメント」は初日に競技が終了。すでに2年連続の賞金王を決めている前年覇者の宮本勝昌が7バーディ・2ボギーの「67」をマークし、5アンダーで単独トップに立った。1打差の4アンダー・2位タイで日下部光隆とI・J・ジャン(韓国)が続き、3アンダー・4位タイには東聡、塚田好宣、飯田耕正、サイモン・イエーツ(スコットランド)の4人がつけている。 今シーズンは賞金シードの30位以内に60歳以上が1人もいない。昨年、賞金シードを確保した64歳の東、62歳の久保勝美、61歳の清水洋一、61歳の崎山武志の60代カルテットはいずれもシード圏外にいる。現在、賞金ランキング41位の東聡は現在389万4566円で、シード確保には今大会で150万円以上の上積みが必要となる。そのためには単独6位(160万円)には入らなければならない。
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【いわさき白露シニア】賞金シードから60代の選手が消える!? 久保勝美、清水洋一、崎山武志の10年シード組が“圏外”で最終戦へ
2024年11月22日今週の「いぶすき白露シニアゴルフトーナメント」で国内シニアツアーはフィナーレを迎える。すでに宮本勝昌の2年連続賞金王は確定しているが、来季の出場権が得られる賞金ランキング30位以内のシード争いは混戦模様。ボーダーラインを550万円前後と仮定すると、26位の矢澤直樹(524万1254円)から下位は、しびれる戦いになることが予想される。 26位 矢澤直樹 524万1254円 27位 渡部光洋 521万5755円 28位 鈴木 亨 519万5258円 29位 太田祐一 470万3500円 30位 堺谷和将 456万956円 ===30位までがシード権獲得=== 31位 飯島宏明 446万2269円 32位 内田勝也 440万3114円 33位 久保勝美 427万2927円 34位 山添昌良 421万8804円 35位 山下和宏 414万6955円 36位 桑原克典 412万2136円 37位 篠崎紀夫 411万998円 38位 佐藤えいち 407万3724円 39位 野仲 茂 401万3881円 40位 今野康晴 395万460円 41位 東 聡 389万4566円 42位 久保谷健一 384万8071円 43位 宮瀬博文 375万1615円 44位 倉本昌弘 374万3701円 45位 今井克宗 371万867円 賞金ランキング29位の太田祐一はシード圏内にいるが、今大会の出場権を持たないため、シード圏外に押し出される可能性が高い。 また、今大会の賞金総額は5000万円。優勝1000万円、2位400万円、3位220万円、4位200万円、5位180万円……10位105万円となっているため、賞金ランキング45位前後の選手でも、今大会でトップ5に入れば十分に逆転シードのチャンスはある。また、賞金ランキング30位台前半の選手であれば、トップ10が1つの目安になるだろう。 10年以上賞金シードを獲得してきた60代トリオ、久保勝美(62歳・33位)、清水洋一(61歳・46位)、崎山武志(61歳・52位)の3人はそろってシード圏外にいる。「1打1打一生懸命やるだけ」(久保)、「こういう状況なので本当にやるしかない。目標は3位以内」(清水)、「頑張るだけ頑張ってダメならしょうがない」(崎山)と三者三様のコメントを残した。 昨年はシード圏内に久保(8位)、東聡(20位)、清水(26位)、崎山(27位)と4人の60代がいたが、今年は現時点で0人。久保の33位が60歳以上では最上位となっている。宮本勝昌、片山晋呉、崔虎星(韓国)、増田伸洋といった50代前半の選手たちがシニア入りしてレベルが上がったことで、世代交代が急速に進んでいる。 今大会を終えて、賞金ランキング51位以下の選手たちが来季の出場権を得るには、11月末から12月中旬にかけて3会場で行われるPGAシニアツアー予選会・2次予選会をまず突破しなければならない。そして最終予選会は例年と同じように年明けの3月に、今大会と同じいぶすきゴルフクラブで開催。2次予選通過者に賞金ランキング31~50位の選手たちを加えた3日間54ホールの戦いで20位前後に入ると、来シーズン、コンスタントに試合に出ることができる。優勝争いとともにシード争いからも目が離せない週末となりそうだ。 以下、シードがかかる選手たちのコメント。
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【いわさき白露シニア】米シニア参戦を目指す宮本勝昌は菊池雄星の英語インタビューに刺激「あそこまで行きたい」
2024年11月21日明日22日から3日間の日程で、国内シニアツアー最終戦「いぶすき白露シニアゴルフトーナメント」が開催。前回大会は2日目にトップに立った宮本勝昌がそのまま逃げ切り、シーズン3勝目と同時に自身初めての賞金王を獲得した。今年は3週前の「コスモヘルスシニア」で2位に入り、すでに2年連続の賞金王を決めている。 「一戦必勝は変わらない」。賞金王が確定していても、いつもと同じ準備と心構えで試合に入る。そんな宮本が「難しかった」と語るのは、前週出場した米シニアツアー「PGAツアー・チャンピオンズ」の1次予選会。「なかなか下を気にしながらプレーすることがないので、妙に安全運転だったりした」。
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