第84回日本プロゴルフ選手権大会 日清カップヌードル杯

2016年7月7日(木)〜 10日(日)
北海道クラシックゴルフクラブ
  • 〔2R〕大会2日目を終え倉本大会会長 記者会見
    日本プロ

    〔2R〕大会2日目を終え倉本大会会長 記者会見

    2016年7月9日

    2日目終わって、武藤君がダントツですが、8番バーディーをとって10アンダーかなという所でアルバトロスだったので、その違いくらいかなと。我々は2日目終わって10アンダーの想定だったので、想定通りかなと思っています。名前のある選手たちが予選落ちしてしまった事は、非常に残念ですけど、公式戦で試合である以上、こういう事が起こるのかなと思っています。我々は名前があろうがなかろうが、その時の強い選手に良いプレーをしてもらうというのが使命です。あと2日間、精一杯の事をやっていきたいと思っています。これからまだ1ヶ月あるわけですから。別に今回予選落ちしたからって、オリンピックにどうのこうのというのは、選手も思っていないですし、私も思っていないです。若手の選手で注目したいのは、去年のプロテスト合格の優勝者の時松選手。13位タイで頑張ってくれているので、彼が頑張ってくれればいいかなと思います。それから、ティーチングプロ選手権のチャンピオンは、予選を通るのが難しいので、なんとか頑張ってほしいなというのが率直な感想です。あとは、大堀選手なんかは、もともと力がある選手なので、低迷していたのが、やっと出てきてくれたかなという所だし、片岡選手もそうだし。この辺が頑張ってくれているので、何とか今週、武藤選手にしっかり戦ってほしいですね。なにしろ誰が勝とうと、見ごたえある良い試合をやってくれればいいと思います。この2日間については、我々としてはこのコースの素材をしっかり掴んで、それなりのセッティングが出来たかなと思っています。

  • 〔2R〕 出場資格別のストーリー。予選ラウンド悲喜こもごも。
    日本プロ

    〔2R〕 出場資格別のストーリー。予選ラウンド悲喜こもごも。

    2016年7月8日

    昨年の資格認定プロテスト1位の資格で出場した時松日本プロに出場するためには、さまざまな資格がある。出場資格の数は18とPGA特別承認者(永久シード選手ほか)の計19ある。過去10年の日本プロ優勝者、過去5年の日本オープン、日本シリーズ、ツアー選手権優勝者、今季のレギュラーツアーシード選手、昨年のこの大会から今大会前週までのレギュラーツアー優勝者・・・と、いわゆる日本のトッププレーヤーから、昨年のプロテスト1位合格者や日本プロシニア、シニアオープン優勝者、ティーチングプロ選手権優勝者など幅広い「プロ」にも出場資格がある。そうした選手にとっては、日本プロは「晴れ舞台」でもある。また、将来のチャンスを広げる場所でもある。時松隆光(23)は「昨年のプロテスト1位」の資格で出場した。予選ラウンドの同組は、1位合格者恒例の「好ペアリング」で永久シード選手尾崎直道、2度の賞金王で4年ぶりにツアー復帰戦になった伊澤利光とのラウンド。いつもは人懐こい笑顔の時松も「僕が2日間ピリピリです。でもそれがよかったのかもしれません」と、この日は1つスコアを落としたが通算2アンダーで13位につけた。「小さいときに、九州の試合で伊澤さんが来ると見に行っていました」という憧れの選手。2日間ともにして「いろいろ勉強になりました。最高の収穫です。伊澤さんのスイングのテンポとか、いいところは真似したいです」と、スコアよりも2人から技を盗むことに必死だった。ツアーでは珍しいベースボール・グリップでプレーする。「5、6歳でゴルフを初めて教わった篠塚さん(武久、九州のトップアマ)がケガをしない、体に優しいスイングということで教わった。ずっとこのグリップです。指を痛めない、腰に負担をかけない」という。目標は「トップテンに入れれば」という。出場資格に「前年の日本プロ10位以内」がある。まだシード権を持たないため、出場資格を取るのが第一目標なのは当然。そのためには?「もう、いいか悪いかでいいとおもいます。68か78か、みたいな。はでにやるしかない」と、決勝ラウンドで勝負に出る。

  • 〔2R〕アルバトロスの武藤は、2位に6打差をつける独走態勢へ
    日本プロ

    〔2R〕アルバトロスの武藤は、2位に6打差をつける独走態勢へ

    2016年7月8日

    武藤俊憲(38)がアルバトロスを達成して、通算13アンダーで首位をキープした。

  • 〔2R〕5アンダー5位の大堀は「大たたきも、いい経験」
    日本プロ

    〔2R〕5アンダー5位の大堀は「大たたきも、いい経験」

    2016年7月8日

    大堀裕次郎(24)が積み上げた貯金を一気に吐き出すこと3回、それにもめげずに通算5アンダーで5位に浮上した。

  • 〔2R〕リオ五輪ゴルフ代表を争う3人は、全員予選落ち
    日本プロ

    〔2R〕リオ五輪ゴルフ代表を争う3人は、全員予選落ち

    2016年7月8日

    リオデジャネイロ五輪ゴルフ代表を争う3人が、全員予選落ちした。これで、池田勇太(30)片山晋呉(43)が確実になったが、まだ不透明さも残った。

  • 〔2R〕石川は5カ月ぶりの実戦で、通算12オーバーで予選落ち
    日本プロ

    〔2R〕石川は5カ月ぶりの実戦で、通算12オーバーで予選落ち

    2016年7月8日

    石川遼(24)はこの日も歯車がかみ合わず、5カ月ぶりの実戦は通算12オーバーで予選落ちとなった。

  • 〔2R〕4年ぶりにツアー復帰した伊澤は、12オーバーで予選落ち
    日本プロ

    〔2R〕4年ぶりにツアー復帰した伊澤は、12オーバーで予選落ち

    2016年7月8日

    4年ぶりのツアー復帰となった伊澤利光(48)は、通算12オーバーで予選落ちとなった。スタートの1番でピン左上のカラーから5メートルを沈めるなど4バーディーを奪ったものの「うまくいかなかった部分は多かった」と、3ボギー、1ダブルボギーで73。

  • 〔2R〕 6アンダー谷原が狙う、欲しい公式戦タイトル
    日本プロ

    〔2R〕 6アンダー谷原が狙う、欲しい公式戦タイトル

    2016年7月8日

    今日は5つくらいバーディを獲りたかったという谷原。バーディ4つ、ボギー2つ。2つしかスコアを伸ばせず、実はもどかしい内容だった。それでも、今シーズン調子がいいショットを維持してきている。課題はパッティングだ。

  • 〔2R〕 選手たちを悩ますJ・ニクラウスのコース
    日本プロ

    〔2R〕 選手たちを悩ますJ・ニクラウスのコース

    2016年7月8日

    第2ラウンドが始まりました。さまざまなスキルが求められるジャック・ニクラウス設計の北海道クラシック。

  • 〔1R〕 久しぶりの試合で大きく出遅れた石川と伊澤
    日本プロ

    〔1R〕 久しぶりの試合で大きく出遅れた石川と伊澤

    2016年7月7日

    久しぶりの試合、厳しいセッティングのコース、ギャラリーの目。日本ツアーで頂点に立った経験者にとっても、甘くはないのだろう。

  • 〔1R〕リオ五輪ゴルフ代表を争う3人それぞれのスタート
    日本プロ

    〔1R〕リオ五輪ゴルフ代表を争う3人それぞれのスタート

    2016年7月7日

    リオデジャネイロ五輪ゴルフ代表を争う3人が、不満足なスタートになった。代表圏内で大会ホストプロでもある池田勇太(30)は、インで41をたたくなど5オーバー77で114位と出遅れた。「別に悪いショットをしている訳じゃない。ショットはみんなピンをさしているし、ちょっとオーバー、ショート。何が悪いのか分からない。明日は流れが変わってくれるといいんですけど」と、首をかしげた。

  • 〔1R〕ベテランプロと同組の時松が堂々の3アンダー7位
    日本プロ

    〔1R〕ベテランプロと同組の時松が堂々の3アンダー7位

    2016年7月7日

    昨年プロテスト1位の時松隆光(22)が、尾崎直道、伊澤利光のビッグネームと回って、3アンダー69をマークし、7位につけた。

  • 〔1R〕大堀は4アンダー3位と好発進「ノーボギーで回れてうれしい」
    日本プロ

    〔1R〕大堀は4アンダー3位と好発進「ノーボギーで回れてうれしい」

    2016年7月7日

    4月に行われた

  • 〔1R〕風の強かった午後スタート。谷原は耐えて4アンダー3位。
    日本プロ

    〔1R〕風の強かった午後スタート。谷原は耐えて4アンダー3位。

    2016年7月7日

    谷原秀人(37)が8番のイーグルで4アンダーとし、3位と好発進した。「ショットがかなりよかったですね」といい、インスタートで折り返してからパッティングに苦しんでいたので「8番のイーグルですっきりしました」と笑顔を見せた。その8番パー5では残り219ヤードを「3,4メートルにつけて」イーグルを奪った。

  • 〔1R〕 大きな経験値を積んできた宋が、5アンダー2位スタート
    日本プロ

    〔1R〕 大きな経験値を積んできた宋が、5アンダー2位スタート

    2016年7月7日

    宋のスタートホール。セカンドショットをミス。思わぬボギー発進となった。3番と5番で2つバーディを獲ったものの、6番バー3でダブルボギー。それでも、気持ちを切り替えて、スコアをスタート時に戻し、前半は36でホールアウト。後半に入るとパターが入りだし、5バーディを決め、5アンダーの67で2位で初日を終えた。「先週は米国オハイオ州でWGC GCブリヂストン招待に出場していて(21位)、そのまま戻ってきました。疲れというか時差ぼけが取れてなかったのですが、少しずつ体調が戻ってきました。疲れてても、日本の公式戦は参加したかったです」と、初日を終えて、宋は調子が戻ってきたことに一安心した。 世界選手権シリーズ「WGCブリヂストン招待」とあって世界ランキング上位50人を中心とした少数精鋭の大会だった。トッププレーヤーとの緊張感のある試合を経験できた。宋にとっては、「経験値」という大きなお土産を手に入れることができた。「アメリカでのプレーを経験してみて、やっぱり世界一の場で戦いたいという気持ちはあります。まだまだ実力不足ですから、日本のツアーで実力をつけてから世界に挑みたいです」と、目標も立てている。そろそろ2勝目が期待されるところだが、「したくてもできるものではないので・・・。コツコツとやっていれば、またチャンスが必ずきますから」と、宋は前向きだ。自分の努力を信じて、明日の予選ラウンドも戦い抜く。