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競技情報 ティーチングプロ
〔ティーチングプロ女子選手権/1R〕レッスン歴は2年でもコース所属8年 『型』を守って楽しさを実感した入江亜衣が首位タイ発進
2024年10月30日ティーチングプロ2年目の入江亜衣が、2バーディー2ボギーのイーブンパーで回り、中村彩乃と同スコアで首位タイに並んだ。中央学院大学のゴルフ部出身で、同期には今回レギュラーの部で2次予選会(C会場)トップ通過を果たした新長隆弘がいる。 入江は大学を卒業後、地元に近い宍戸ヒルズカントリークラブに就職。4年後には系列の静ヒルズカントリークラブへ職場を移し、ゴルフ場の事務職を主として業務に携わっている。仕事の賢明さも買われ「ゴルフ部の経験を生かしてティーチングの資格を取得してはどうか」と上司の勧めもあり、ティーチングプロの資格取得を目指すことになったという経歴がある。
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〔ティーチングプロ女子選手権/1R〕イーブンパー首位タイとした中村彩乃 「安全プレーを心がけて、親友の前で良い成績をだしたい」
2024年10月30日「第4回ティーチングプロ女子選手権大会サンコーカントリークラブカップ2024」がレギュラーの部と同時開催され、第1ラウンド首位には中村彩乃(藤沢ジャンボゴルフ)と入江亜衣(静ヒルズCC)がイーブンパーで首位タイ。大会4連覇を狙っている高木亜希子(PGMマリアゴルフリンクス)は5オーバー77で4位タイと好機を伺っている。女子会員3期生の中村彩乃が、第1ラウンドを72で回りパープレー、首位タイと好スタートを切った。「朝一は緊張しました」と不安な気持ちで放ったティーショットは、フェアウェイど真ん中を捉えて、精神的に落ち着くことができた。アイアンショットは多少乱れてはいたが、集中してパーパットを決めつづけ、5番パー4でようやくバーディを仕留めることに成功する。 後半では13番パー3のティーショットを右に曲げて、寄せきれずにボギー。しかし続く14番では気持ちを切り替えて、セカンド110ヤードをピッチングで2メートルに着けバーディでスコアを取り返す。連続するチャンスホールの15番パー5では、ショートゲームで砲台グリーンを攻めきれずにボギーとしてしまったが「安全プレーをする」と言い聞かせ、最後まで守り切り、パープレーで初日を終えることができた。
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〔ティーチングプロ選手権/1R〕桐島崇文が初日5アンダー首位と会心プレー 「日本プロ出場を目指したい」と怯むことはない
2024年10月30日「第26回ティーチングプロ選手権大会サンコーカントリークラブカップ2024」の第1ラウンドが群馬にあるサンコーカントリークラブ・東コースで10月30日に行われ、120名が参加している。 第1ラウンドでは今年B級ティーチングプロ資格取得をした桐島崇文(フリー・29歳)が1イーグル5バーディ、2ボギーの67をマークし5アンダーで単独首位スタートを切った。1打差2位に河野一哉(かわのいちや、NBPGC・49)、さらに1打差3位に竹中智哉(BERG・30歳)と崔貴憲(フリー・41歳)がつける。前年覇者の大木昌幸(エムジーワンゴルフスクール・53)は3オーバー43位と出遅れた。
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〔ティーチングプロ選手権/1R〕北海道出身の49歳・河野一哉が4バーディ・ボギーフリーのゲームで2位に浮上「シニアツアーに挑戦したい」
2024年10月30日49歳、河野一哉(かわのいちや)が4バーディ・ボギーフリーの内容で4アンダー首位1打差2位に着けている。前半インスタートでは、16番パー4で残り120ヤードをピッチングでベタピンにつけてバーディを先行。17番パー3ではピン奥から2メートルのパットを仕留めて後半へ。パー行進が続いたが、6、7番で連続のバーディでスコアを伸ばして「ノーボギー」という結果は、ベテランの充実感を漂わせた。「目指すプレーは、ボギーを打たないゴルフ。攻めるゴルフをするとはじかれる」と、選手権初日の状況を冷静に分析しているのだ。 河野は現在、北海道にある札幌の「NBプライベートゴルフクリニック」というインドアゴルフ練習場で17年レッスンを中心に活動をしている。資格認定プロテストに合格したのが2008年。将来のプロ活動に必要なレッスンスキルも勉強し、ティーチングプロB級資格も取得。生活の中心は週5日朝10時から夜9時までレッスンをこなしながら、トーナメント出場を目指し、日々研鑽を積んでいるのである。
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〔ティーチングプロ選手権/1R〕大会初出場の竹中智哉が首位2打差3位タイと好発進 東刈谷にあるBERGで100人のレッスン生を抱える人気プロ
2024年10月30日首位スタートの桐島と同じく、今年PGAティーチングB級会員として入会したばかりの竹中智哉が、首位と2打差3位タイに着けている。イン10番ホールからスタートしたが、緊張のあまり、出だしからアプローチが寄らず2連続のボギー発進。不安な気持ちで挑んだ3ホール目の12番パー5ではサード残り90ヤードからピン5メートルに着けたパットを沈めてバーディとし、バウンスバックに成功。15番パー5でも3メートルを決めて前半をイーブンパーでターンする。 バックナインのスタート1、2番を連続バーディとし、流れを冷静に見定めて、7番パー5でもグリーン奥からアプローチをきっちり寄せて、この日5つ目のバーディ奪取に成功。上がってみれば、全体の3位と好調な滑り出しを見せた。その実力は「今年6月からラウンドでオーバーパーを打っていない」という自信の裏付けもあったようだ。
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〔ティーチングプロ選手権/前日〕ゴルフスタジオ〇も設備拡大中! 力丸勇気が会場一番乗りで優勝を狙う
2024年10月29日ティーチングプロ日本一決定戦が始まる4日前に、どの選手よりも早くコース入りし猛練習。大会の優勝を狙っているのが、宮崎でレッスン活動を行う力丸勇気(りきまるゆうき・44)だ。PGA入会は2年前。初めて参加したティーチング選手権では初日2アンダーで首位と好発進したが、最終ラウンドで76を叩き、結果10位に終わった。「大会から戻ったら、生徒さんから結構お叱りをいただいてしまって(笑)」となんともバツの悪い形になったという。 それからは大会のリベンジを意識して練習をするようになった力丸だが「実は糖尿病という診断がでてしまって。生徒さんに看護師さんがいたこともあり、食習慣を見直すとかアドバイスをいただき、4か月で体重10キロ落として、数値もかなり改善したところです」と苦労もあった。「当時とは飛距離も落ちてしまいましたけど、健康で毎日が楽しい」と前向きだ。 3年前のB級講習会では、サンコーカントリークラブでたくさんの学びもあった。「ゴルフが好きで、たぶんずっと楽しかった思い出しかないです。B級を獲ったあとも、すぐにA級講習会を受講しました。ゴルフの勉強が面白過ぎて、受講が終わってしまい寂しいくらい」と笑顔になる。「A級を受講してから、生活にもっとゴルフ環境を用意したいと思って、自分のレッスンスタジオにジム、工房、アプローチ、バンカー、グリーンまで作りました。生徒さんたちと一緒にゴルフを楽しんでレベルをあげていきたいです」。今週の「GOLF STUDIO〇」(ゴルフスタジオマル)はプロが不在だが、それも家族が留守番してくれるからこそ。準備を重ねて挑む力丸は「吉報をスタジオに持ち帰りたい」と高みを目指している。
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〔ティーチングプロ選手権/前日〕まもなく入会10年目を迎える森本英明 選手権は2度目,レギュラーACN出場後の挑戦
2024年10月29日2014年の最終プロテストに合格した当時は、山口にある至誠館大学在学中でいわゆる「学士プロ」としてPGAメンバー入りを果たした、現在三木ゴルフ倶楽部に所属する森本英明(32)。「プロとしてそのままの勢いで、ティーチングプロの講習会もここサンコーで受講させていただきました。B級、A級ジュニアと資格をいただけて、今のゴルフ場でレッスンに役だっています」と話してくれた。 実は森本、今年10月に行われたレギュラーツアー「ACNチャンピオンシップゴルフトーナメント」に主催者推薦で出場を果たし、初日6アンダー2位発進。コース所属プロとして注目を集めた。「コースを知っているだけに攻めてしまって。いつも通りのプレーができれば良かったんですけどね(笑)。結果46位でしたが、すごく良い経験になりました」と笑顔をのぞかせる。
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〔ティーチングプロ選手権/前日〕前年覇者の大木昌幸・53歳はレッスン活動に励みながら静岡名産「極早生みかん」収穫で体幹を鍛える
2024年10月29日「第26回ティーチングプロ選手権大会サンコーカントリークラブカップ2024」が群馬にあるサンコーカントリークラブ・東コースで10月30、31日の2日間で開催される。各地区で行われた1次予選会、さらに2次予選会を勝ち抜いた119名、シード選手に昨年大会覇者の大木昌幸を加え、総勢120名が今年のティーチングプロ日本一の座をかけて戦いに挑む。
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〔ティーチングプロ女子選手権/前日〕無敵の高木亜希子が前人未到の4連覇を目指す 同期の深澤愛梨も参戦 女性は11名が参加
2024年10月29日「第4回ティーチングプロ女子選手権大会サンコーカントリークラブカップ2024」が群馬にあるサンコーカントリークラブ・東コースで開催される。2019年に会員の募集が始まり、2021年に5名の会員から始まった女性会員は現在25名と徐々に入会希望が増えている。今年は11名が出場し、そのうち5名が初出場。一年に一度しかない大会ということもあり、それぞれが期待を胸に膨らませ出場に備えて準備を重ねてきた。現在サンコーカントリーではB級講習会の前期3、4学期、後期2学期が行われている。1つの学期はおおよそ4日間にかけて行われ、内容としては講習会の中で検定が行われ、アドレス(構え)、ドライバー、7番アイアンのショット、フックスライス、球の高低を打ち分けられること。また練習場では、スクール検定といわれる「模擬レッスンのテスト」も行われ、専門指導員の元、各項目を完全にクリアすることが求められる。このフィールドに立つティーチングプロを目標に勉強してきた選手たちは、PGAの理論である「基本ゴルフ教本」の内容を理解しており、これまで培ってきたレッスン論を軸に会員活動をしているのである。 昨年の開催コース新宝塚CCで大会3連覇を果たした高木亜希子。今年優勝すれば前人未到の4連覇を達成することになる。高木は「ティーチングプロB級受講者認定の実技試験で訪れたコースなので、とても懐かしいです。コースでというよりも、ハウス内で講習会を一生懸命受けていた感じですね」と振り返る。
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【TCP選手権/ 2次予選】レイクウッド明野会場トップ通過 新長 隆弘
2024年10月24日2次予選C会場(レイクウッドゴルフクラブサンパーク明野コース)トップ通過 新長 隆弘 30歳 B級 所属:フリー135ストローク(-9) 1R 66 ・FR 69◇新長選手 コメント◇都内のインドアゴルフ練習場と千葉県でパーソナルコーチをしています。コースメンテナンスがとても行き届いていて、特にグリーンが綺麗でした。得意クラブはドライバーで飛距離は300ヤードほどでます。今回は標高が高いのもあって、よく飛んでくれましたし、気持ちがよかったです。初日ですが、折り返し10番ホールのダブルボギー以外は、ノーボギーで8個のバーディーが獲れました。最終日は特にアイアンの調子が良く、ピンに寄ってくれました。パターが特に入ったわけではないのですが、マネジメントが上手くいったこともあり、スコアを伸ばすことが出来ました。選手権では特に優勝ということではなく、まずは楽しくプレーできればと思っています。
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【TCP選手権/ 2次予選】赤城GC会場トップ通過 和田 照弘
2024年10月24日2次予選B会場(赤城ゴルフ倶楽部)トップ通過 和田 照弘 32歳 B級 所属:ニューブラッサムガーデンクラブ135ストローク(-7) 1R 69 ・FR 66◇和田選手 コメント◇2日間とも天気には恵まれたので、ハイスコアの戦いになることは予想していました。その中で良いバーディーを沢山取れたのが、このスコアに繋がりほっとしています。もっと入れたいバーディートライは沢山あったものの、普段の自分のライン読みと合わないところがあって、グリーンの難しさにパッティングは苦戦しました。最終ラウンドでやっとグリーンの特徴を理解してきたので、ようやくスコアを伸ばすことができました。ティーチングプロ選手権は初出場です。今年は選手権で優勝するという目標を掲げていますので、2日間全力で頑張ります。会場がB級講習会で大変お世話になったサンコーカントリークラブということもあり、思い出の場所で戦えることを非常に楽しみにしています。
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【TCP選手権/ 2次予選】日野GC会場トップ通過 尾上 慶彦
2024年10月24日2次予選A会場(日野ゴルフ倶楽部・キングコース)トップ通過 尾上 慶彦 34歳 A級 所属:Golf Studio Tail UP135ストローク(-9) 1R 66 ・FR 69◇尾上選手 コメント◇PGAに入会して2回目の選手権の2次予選でした。山口県から車で5時間かけて会場に来た甲斐があります。昨年は2次予選を通過できずに悔しい思いをしたので、今年の原動力になりました。ドライバーの飛距離があった方が有利と思い、飛ぶドライバーを用意したことで結果もついてきました。今回はショット全般が良かったことで、パッティングをカバーすることが出来、スコアがまとまりました。今年の選手権は、B級講習会受講者選定実技審査の会場だった「サンコーカントリークラブ」で行われることも楽しみです。実技審査は2位で合格したのですが、1位を取れなかったことも悔しかったですね。目標はTCP選手権で優勝し、日本プロ選手権で4日間プレーすることです。そのためには4日間プレーできるメンタルと体力づくりが求められますし、グリーン周りからきっちりバーディーを取れるよう、アプローチとパターの小技をしっかりと磨いて、本番に挑みます。
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〈TCPシニア選手権/FR〉レッスン活動が充実している渡辺龍策がティーチングプロシニア日本一に輝く 4年前に取得したティーチングプロ資格が生きる
2024年10月10日最終ラウンドの朝、前日までの秋雨は止み、静ヒルズには太陽の光が差し込んだ。暑くもないが寒くもない。ただ、北風がピンをしならせる強さで吹き荒れて、選手はスコアメイクに苦戦することになる。 首位と7打差の4オーバー26位からスタートした渡辺龍策(51歳・TP-B)が8バーディ・1ボギーと猛チャージで65をマーク。最終組の1時間前にスタートしていた渡辺は、通算3アンダーで首位に浮上し、クラブハウスリーダーに。一方で優勝争いが濃厚とされていた最終組では、2アンダー2位の工藤広治(51歳・B)がプレッシャーの中で粘りのゴルフを続けスコアを1つ伸ばし、通算3アンダーでトップに並んだ。その結果、渡辺と工藤の二人がプレーオフ決戦をすることになった。
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〈TCPシニア選手権/FR〉渡辺龍策がプレーオフ4ホール目でバーディを仕留め、ティーチングプロシニア日本一に輝く
2024年10月10日「第20回PGAティーチングプロゴルフシニア選手権大会」の最終ラウンドは、日中風が4~5メートル吹き、風向きも変わる中で選手は厳しいコンディションに悩まされた。首位と7打差の4オーバー26位からスタートした渡辺龍策(51歳・TP-B)が8バーディ・1ボギーの65をマークし、通算3アンダーで首位に浮上。最終組でプレーしていた2アンダー2位の工藤広治(51歳・B)も粘りのゴルフでスコアを1つ伸ばし、3アンダーで渡辺に並んでプレーオフへ。4ホール目で渡辺がバーディを仕留めてプレーオフを制し大会初優勝を飾った。優勝賞金100万円と、優勝副賞として森ビル株式会社よりグランドハイアット東京ペア宿泊券、株式会社阪神交易より距離測定器Bushnel ピンシーカープロXプラスジョルトが贈られた。
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〈TCPシニア選手権/1R〉シニアルーキーとして挑む中山勝人が3アンダー首位発進、レギュラーで叶えられなかった優勝を目指す
2024年10月10日「PGAティーチングプロシニア選手権大会」の第1ラウンド。朝からコースに降り注いだ雨の影響で、コース整備に時間を要し、当初より1時間遅らせて競技がスタート。朝9時の時点で気温は15度と手がかじかむ寒さと秋雨の中で選手はティーオフした。 首位に立ったのは69をマークした中山勝人(50歳・A級)。1打差2位には林稔(52歳・TP-A)、工藤広治(51歳・B級)、冨田貴仁(52歳・つくばねCC)の3名。前年覇者の渡邊達(58歳・A級)は3オーバー19位に着けている。 続々とホールアウトしてきた選手の中に、大会連覇を狙う渡邊達の姿があった。渡邊は「連覇の邪魔をしてきたね」と中山に声をかけた。中山は最終組でホールアウトしてきたばかり。アンダーパーが全体の3パーセントという厳しいコンディションの中で、中山は「チャンピオンに追いつきますよ」と笑いながら、渡邊との会話を楽しんでいた様子がみられた。