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第17回 PGAティーチングプロ選手権大会優勝・内藤裕之
2016年12月31日第17回 PGAティーチングプロ選手権大会〔茨城県常陸大宮市 静ヒルズカントリークラブ 6,760ヤード、パー72〕日程:10月20日(火)21日(水)参加選手:119名TP、TCP保持者が・内藤裕之がプレーオフ制す!(今年の)一次予選には約1000名が参加し、東西3会場で行われた2次予選を経て、勝ち進んだ119名による戦いとなった。優勝者には翌年の日本プロゴルフ選手権への資格も付与され、タイトル奪取への思いもより強くなる。最終日は首位3アンダーで内藤裕之(TP-A・フリー)、大木昌幸(B・MG one)、鈴木寛(A・飯能GC)の3人が並んでいた。内藤はボギースタート。決して調子がいいわけではなかった。微妙なアンジュレーションが効いているグリーンを読みきれなかった。リーダーズボードから名前が消えた。内藤は「もうっ優勝はないかな」という思いもよぎった。後半に入って状況が変化していく。内藤がスコアを伸ばす一方で。鈴木が失速し始めた。最終ホールでは鈴木はボギー、内藤はバーディーとし鈴木に追いついた。優勝はプレーオフに持ち越された。プレーオフ1ホール目。鈴木は攻めた。しかしボールは無常にも池へ。対する内藤は、冷静なマネジメントでパーパットを沈めた。念願の嬉しい初優勝の瞬間だった。「どうしても欲しかったタイトルです」。内藤は2000年にトーナメントプレーヤーとして入会。ツアー出場を目指して、プロ活動を続けてきた。試合に出られない時はレッスン活動をしながら、ゴルフを多角的に勉強しようと、ティーチング理論を勉強した。指導は説得力や根拠が必要だからだ。2013年にティーチングプロB級を受講し、続く翌年にもA級講習会に参加。ジュニア指導員資格も取得した。「昨年、師匠の戸島省一プロが突然亡くなられ、さらに父親も他界してショックが続いていました。生きている間に恩返しをしたかったですが、上からこの勝負を見守ってくれていたのかもしれませんね」と天からの力に感謝していた。この優勝は、トーナメントプレーヤー、ティーチングプロの両資格を持つ内藤をはじめとする会員にとっても、新たな光を見出したものとなった。
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第11回 PGAティーチングプロ選手権優勝・高崎龍雄
2016年12月31日第11回 PGAティーチングプロ選手権大会〔三重県 チェリーレイクカントリークラブ 6,666ヤード、パー72〕日程:10月1日(木)・10月2日(金)参加選手:120名高崎龍雄が初優勝、昨年のリベンジ果たす!昨年惜しくも優勝を逃した高崎龍雄がトータル9アンダーで初優勝を飾った。2位は初日トップだった小林浩二、3位には最終日3アンダーで回った鴨林猛徳が入った。初日が終了したあと練習場で300発打ち込んで最終日を迎えた高崎。「試合中はれんしゅうしないけど」と言いながら、試合前にひらめいたスイングイメージを確認するために練習場に足を運んだ。その甲斐あって、最終日も1番のティーショットからその成果がでた。「これまでは強く叩く意識があり曲がってしまうことが多かった。でも今日はイメージど通りのドローを打つことが出来た」と、納得の表情を見せた。「スコアボードが無かったので優勝の確信はもてなかった」とはいうものの、17番ホールをバーディーとし9アンダーと伸ばしたときに「いける」と感じたと言う。2002年にシード落ちをしてから優勝がかかった場面を経験していない。最後の優勝は2001年のチャレンジ競技。「一日中しびれた感じはあったが、昨日のスイングリズムを崩さず自分のゴルフを貫き通すことが出来た」と勝因を語った。そして「ゴルフ人生の中で優勝はとても大きい存在です。」と付け加えた。また前日お父さんが十二指腸潰瘍で急遽入院したが、「帰ってこなくていいから頑張れよと電話で言ってくれたことに応えられた」とほっとした笑みを浮かべた。感慨深いリベンジ優勝となった。