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【コマツオープン/2R】シニアに入って2位が5回 飯島宏明はボールの線を“5本”に増やして悲願のツアー初優勝へ挑む
2025年10月03日2021年にシニアツアーに参戦してから何度も優勝争いに絡み、2位を5回経験している飯島宏明(54)。しかし、ツアー初優勝にはあと一歩が届かずにいる。この「コマツオープン」でも2023年大会では1打差の2位タイだった。そして今週、2日目を終えて1差3位タイと、再び初優勝に手が届きそうな位置で残り18ホールを迎える。2日目は3アンダー・11位タイからスタート。前半で6つのバーディを奪って、一気に優勝争いに顔を出す。後半は2つのボギーを叩くも、それを上回る3つのバーディを奪って、この日のベストスコアとなる「65」をマーク。「みんなパターが入っちゃいました」と4番パー4では10メートルのロングパットを決めたのを筆頭に、5メートル前後のバーディパットが「ボコボコ」とカップに沈んだ。
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【コマツオープン/2R】「優勝は狙いません(笑)」横田真一がシニア初Vに向け首位タイで最終日へ ~上位プレーヤー・トピックス~ 岩本高志、崔虎星、宮本勝昌、T・スリロット
2025年10月03日石川県の小松カントリークラブで開催されている「コマツオープン」は2日目の競技が終了した。トータル11アンダーでトップに並んだのは横田真一(53)と岩本高志(50)。横田は上がりの3連続を含む8バーディ・2ボギーの「66」とチャージをみせた。横田が勝てばシニアツアーでは初優勝となる。一方の岩本は「内容は良くなかった」と言いながらも、6バーディ・1ボギーの「67」でまとめ、今季3勝目をかけて最終日に進む。初日に8アンダーで単独トップに立っていた宮本勝昌(53)は、1番と15番でティショットを右にOBするなど、5バーディ・1ボギー・1ダブルボギーの「70」と伸ばしきれずに、トータル10アンダーは3位タイに後退。17番までにトータル12アンダーまで伸ばしてリーダーボードの一番上にいた崔虎星(韓国・52)は、最終18番パー5でティショットを左のOBに打ち込みダブルボギー。トータル10アンダーで、今日のベストスコア「65」をマークした飯島宏明(54)と宮本と並び、3位タイにつけている。また、2週前の「日本シニアオープンゴルフ選手権」を制したタマヌーン・スリロット(タイ・56)はトータル9アンダーで6位、前年覇者の平塚哲二(53)はトータル8アンダーで7位。トータル7アンダー・7位タイグループには、ともに60代で歴代覇者でもある井戸木鴻樹(63)と崎山武志(62)、そして杉山直也(58)が続く。
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【コマツオープン/2R】横田真一、岩本高志が11アンダー首位タイ、最終ホールまで順位が入れ替わる大混戦に目が離せない
2025年10月03日「コマツオープン2025」の第2ラウンド。首位11アンダーに横田真一(53)と岩本高志(50)の専修大ゴルフ部先輩・後輩が並び、直接対決することになる。1打差3位に飯島宏明(54)、崔虎星(52)、宮本勝昌(53)が続く。前年覇者の平塚哲二(53)は8アンダーで7位と好機を伺い、上位争いは目まぐるしく順位が入れ替わる混戦模様を呈している。尚、最終ラウンドは朝7時45分からスタート。地元の高校生5名がシニアプロと一緒にプレーする機会を用意し、試合の雰囲気で経験値を重ねてもらうことが目的のひとつとなっている。また第1ラウンド成績に関して、井殿康和選手が規則4.1b(1)により10番、11番ホールにそれぞれ2打罰を加え、70ストローク(誤)から74ストローク(正)に修正している。◇ 第2ラウンド 成績はこちら>>◇ 最終ラウンド 組み合わせスタート時間は こちら>>
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【コマツオープン/1R】「自分の中では最終戦」15年大会覇者・崎山武志が狙い通りのバーディ締めで2位発進
2025年10月02日「コマツオープン」初日は、トップの宮本勝昌(53)や2位タイの平塚哲二(53)、岩本高志(50)といった50代前半の若い選手だけでなく、60歳前後の選手たちも気を吐いている。2015年大会覇者の崎山武志(62)がトップと2打差の6アンダー・2位タイ、寺西明(59)が5アンダー・5位タイ、秋葉真一(60)と柳沢伸祐(59)が4アンダー・8位タイの好発進を決めた。崎山自身は今大会を「自分の中での最終戦」と位置付けて臨んでいる。昨シーズン、11年連続で守ってきた賞金シードを手放し、今年は最終予選会60位タイとほとんどの試合に出られない状況でスタートした。ここまで主催者推薦や予選会から5試合に出場して、賞金ランキングは78位(111万8454円)。同30位以内の賞金シード獲得にはおよそ500万円の加算が必要で、今大会で優勝するか、単独2位(560万円)が条件となる。
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【コマツオープン/1R】悩める60歳・秋葉真一は苦手大会で8位タイの好スタート! 前日の加瀬レッスンをきっかけにショット復調へ
2025年10月02日「ずっとショットが悪くて…ここはあまり得意ではないし」。開幕前はネガティブな材料ばかりだった秋葉真一(60)だが、大会初日は5バーディ・1ボギーの「68」でまとめ、首位とは4打差の4アンダー・8位タイと、まずまずのスタートを切った。「コマツオープン」は今年で10回目の出場。2017年に7位タイに入ったのが唯一のトップ10で、直近の4年は40位以内に入ったことがなく、「ティショットをビビり始めたらすごく狭く感じる」と、小松カントリークラブを苦手としている。しかも、「左を嫌がって右にばっかり行っていた」と、9月に入ってショットは絶不調。3週前の「IASSシニア・プロアマ」こそ今季最高の22位タイに入ったが、その後、「日本シニアオープンゴルフ選手権」と「日本プロゴルフシニア選手権」の2つのメジャーでは、予選落ちしてしまった。
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【コマツオープン/1R】宮本勝昌が“安全運転”で8アンダーのロケットスタート! ~上位プレーヤー・トピックス~ 岩本高志、平塚哲二、寺西明
2025年10月02日「コマツオープン」初日の競技が終了。宮本勝昌(53)が11番からの5連続を含む9バーディ・1ボギーの「64」を叩き出し、8アンダーで単独首位発進を決めた。宮本が初日をトップかトップタイで終えるのは、優勝した7月の「倉本昌弘INVITATIONAL THE EAGLE GOLF シニアオープンチャリティートーナメント」以来、5試合ぶりとなる。2打差の6アンダー・2位タイグループで現在賞金ランキング1位の岩本高志(50)、前年覇者の平塚哲二(53)、2015年大会覇者の崎山武志(62)の3人が続く。そして、5アンダー・5位タイには、崔虎星(52)、横田真一(53)、寺西明(59)、4アンダー・8位タイには秋葉真一(60)、斎藤光博(51)、柳沢伸祐(59)がつけている。
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【コマツオープン/前日】地元・小松市出身の“怪物”川岸良兼は、大谷翔平から刺激 「構えを見ているだけで『スクワットしよう』ってなるね」
2025年10月01日かつて、パーシモンのドライバーで300ヤード以上飛ばし、“怪物”と呼ばれた川岸良兼(58)が、地元の石川県小松市で開催される「コマツオープン」に主催者推薦で出場する。「こうやって試合をしてもらえるだけでありがたいよ。賞金も高いしね」と、建設・鉱山機械などを製造し今大会を主催する『コマツ』に感謝の気持ちを述べる。賞金総額は7,000万円(優勝賞金1,500万円)で、シニアツアーでは「日本シニアオープン」の8,000万円(優勝賞金1,600万円)に次いで2番目に高い。川岸は学生時代から頭角を現し、1988年の「日本アマチュアゴルフ選手権」など、アマチュアタイトルを総なめにしてきた。プロ入りしてからもレギュラーツアーで6勝を挙げている。今大会には毎年出場しており、これが9度目。2018年の単独2位が最高成績となる。地元大会とあって、北国新聞が連日のように川岸を取り上げたり、実家の練習場に通っていたお客さんたちも応援に駆けつける。
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【コマツオープン/前日】平塚哲二がシニア初優勝大会の防衛戦へ フェアウェイキープ徹底で「最終日に優勝が狙える位置に」
2025年10月01日毎年9月上旬に行われていた「コマツオープン」が、酷暑を避けて今年は10月にお引っ越し。明日2日から3日間競技で行われる。昨年大会は平塚哲二と片山晋呉がトータル14アンダーで並んで最終18番パー5に突入。片山はティショットを左にOBしたことでボギーを叩き、対する平塚はバーディで締めてシニアツアー初優勝を手にした。今年の平塚はここまで9試合に出場して、8月の「マルハンカップ 太平洋クラブシニア」の1打差2位タイが最高成績。「調子は良くないですね」とここまでのシーズンを振り返る。原因は「故障の多さ」を挙げる。前週の試合ではふくらはぎの肉離れを起こし「一生懸命歩きました」と笑う。
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【コマツオープン/前日】前年覇者の平塚哲二、地元小松出身の川岸良兼、ベテラン水巻善典が小松市行脚で大会の魅力を伝える
2025年10月01日今季シニアツアー第10戦の「コマツオープン2025」が石川県小松市にある小松カントリークラブ(6,958ヤード・パー72)で10月2日から4日までの3日間で開催される。賞金総額7000万円、優勝賞金1500万円と賞金ランキングを左右する大会のひとつでもある。60歳以上の上位3名の選手にはコマツグランドシニア賞といった特別賞も提供していただくことで、シニアプロ84名の選手は大いにテンションをあげて試合に挑む。本番を控えた9月30日、地元小松出身の川岸良兼、ディフェンディングチャンピオンの平塚哲二、そしてレギュラー7勝シニア3勝をあげている大ベテランの水巻善典の3名が出場選手を代表して、コマツオープン活性化と宣伝を兼ね、小松市各所を行脚した。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】“劇的ウイニングショット”で大逆転優勝を飾ったサイモン・イエーツ 強さの秘密は経歴に隠されていた
2025年09月28日55歳のサイモン・イエーツ(スコットランド)が、最終18番で劇的な“ショット・イン・イーグル”を奪い2打差を逆転。シニアプロNO.1に輝き、ツアー3年目にして初優勝を飾った。優勝賞金1000万円と3年シードを獲得し、賞金ランキングは5位に浮上した。優勝インタビューで「大好きな日本で、こんなにスリリングでエモーショナルな瞬間が訪れるだなんて、ほんとに夢のようです」と感極まって声を震わせた。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】まさかのイーグル大逆転にスリロットは追いつけず2位 同一年シニア公式戦2勝の偉業達成叶わず
2025年09月28日「当然最終ホールのバーディは狙っていましたが、信じられないスーパーイーグルで逆転されているという状況を知りました」とタマヌーン・スリロットは17番ホールに入った時の状況を振り返る。最終組のひとつ前でプレーしていたサイモン・イエーツが18番ホールで2打目をカップインするというスーパーショットに、大歓声が沸いたのだ。バーディだったら、プレーヤーは全員グリーンにいるはず。だが、グリーンには誰も乗っておらず、フェアウェイでイエーツが万歳をしているという場面をみた最終組のギャラリーが「イーグルを決めた」と確信。ざわつく中でタマヌーンもイエーツがイーグルで逆転されたことを理解したのだ。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】50歳・海老根文博が『65』の巻き返し 地元でV争いも3位「やることは全てやったので悔いはない」
2025年09月28日首位に6打差の10位タイで最終日を迎えた茨城県出身の50歳・海老根文博が、1イーグル・6バーディ・1ボギーの「65」をマークした。首位に1打差のトータル12アンダーまでスコアを伸ばし、クラブハウスリーダーとしてホールアウト。しかし、後続で同スコアだったサイモン・イエーツ(スコットランド)が、最終18番で2打目をカップインさせてイーグルを奪い逆転V。海老根は3位となり、涙をのんだ。この日は、幸先よく“おはようバーディ”で幕を開けた。2番でボギーとするも、3番でバウンスバック。続く4番パー4では50ヤードのウェッジショットが「たまたま良いように転がって」とカップに入りイーグル奪取。一気にリーダーボードを駆け上った。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ FR】サイモン・イエーツが最終18番で劇的逆転イーグル!シニア一の飛ばし屋が日本初優勝
2025年09月28日シニアツアー参戦3年目。スコットランド出身の55歳、サイモン・イエーツが、今年のシニアプロナンバーワンのタイトルを獲得した。2019年に日本プロゴルフ協会の最終プロテストに一発合格。2023年にシニア最終予選会で上位に入ると、2024年は賞金ランキング23位で今年は賞金シード選手として本格参戦中。アジアンツアー2勝を挙げているイエーツが、所属プロの片山晋呉も「シニアで一番飛ばす選手」と言わしめるほどのドライバーショットでゲームのアドバンテージをとり、1イーグル・5バーディ・1ダブルボギーの「67」をマークし通算14アンダーで初優勝を飾った。最終18番ホールではセカンド残り111ヤードをウェッジで50センチからバックスピンでカップインとスーパーショットで大逆転。優勝賞金1000万円と3年シードを獲得。「ゴルフは最後まで分からない。なんてフェアリーテイルなんだろう」とイエーツにとってスリルとエモーショナルにあふれたエンディングとなった。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ 3R】前戦VのT・スリロットは史上4人目の快挙へ 脚に疲労を感じるも笑顔で「ファイティン!」
2025年09月27日今年のシニアプロゴルファー日本一を決める『第64回日本プロゴルフシニア選手権大会 TSUBURAYA FIELDS HOLDINGS ULTRAMAN CUP』の第3ラウンド。首位4打差4位からスタートしたI・J・ジャン(52)がスコアを5つ伸ばして通算11アンダーで、タマヌーン・スリロットと並びトップタイ。首位から出た岩本高志(50)はイーブンパーとスコアを伸ばせず通算10アンダーとし3位に後退。トップとは2打差4位に宮瀬博文(54)とサイモン・イエーツ(55)が続き、優勝争いは接戦を繰り広げている。
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【日本プロシニア円谷HDウルトラマン杯/ 3R】岩本高志の流れを変えた“一打”「最高潮に腹が立った」 長年の絆があるタッグで公式戦初Vへ
2025年09月27日公式戦での初優勝を狙う、現在賞金ランキング1位のルーキー・岩本高志は初日から単独首位をキープし挑んだ3日目を3バーディ・3ボギーの「72」とスコアを伸ばせず、悔しい表情を見せる。最終日は、首位に1打差のトータル10アンダー・3位から逆転を狙っていく。「危うくダボでした」と、出だしの1番パー4でティショットが曲がると「(2打目も)ダフってバンカー手前で、3 打目が埋まっていて、ガンっとやったら奥に行って…」とミスが続いてしまい、ボギー発進。「あんなところに行って、ボギーを打って。けっこう自信があったのですが、一気になくなりました。“何やっているの?”と思って」と気が重くなるスタートになった。